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熊本地震受け下田で広がる支援 現地炊き出し参加や街頭募金、職員派遣も

下田市から熊本へ向かう鈴木琢磨さん(右)とエールを送る松木正一郎市長(左)

下田市から熊本へ向かう鈴木琢磨さん(右)とエールを送る松木正一郎市長(左)

 7月28日に震度7の大地震に襲われた熊本への支援の輪が下田でも広がっている。

下田から現地に駆けつけた近藤さん・湯本さんの炊き出しの様子(写真提供=湯本紀美子さん)

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 市内に住む近藤ナオさんと湯本紀美子さんは、地震発生2日後の7月30日に下田を出発。翌31日に熊本県に入り、八代市で炊き出し支援に取り組んだ。

 2人が携わる東日本大震災の体験型防災教育施設「KIBOTCHA(キボッチャ)」(宮城県東松島市)の活動の一環で、東松島市が東日本大震災の際に八代市から支援を受けた経緯があり、恩返しとして仲間と共に駆けつけた。

 湯本さんは8月3日、近藤さんは5日に下田へ戻ったが、16日から再び現地に向かう予定。湯本さんは「現地ではまだまだ人手が不足している。活動や物資、支援金など、できる形で力を貸してほしい」と呼びかける。

 下田青年会議所は7月30日~8月3日、下田市や周辺エリアで街頭募金活動を実施。10万4,916円を集めた。同会議所の荒川智之理事長は「地域の方だけでなく観光客からも協力いただいた。全国の青年会議所の仲間と共に被災地の復興のために行動したい」と話す。期間中に集めた募金は全額、熊本県が開設する「令和8年熊本地震義援金」へ振り込んだ。

 さらに下田市は、「令和8年熊本地震」への対口(たいこう)支援として被災地に市職員1人を派遣することを決定した。派遣期間は8月13日~21日の9日間。静岡県から県内市町への依頼を受けて決定したもので、県内市町からは7人、賀茂地域からは下田市と西伊豆町の職員計2人を派遣する。

 下田市が派遣するのは防災安全課防災係の鈴木琢磨さん。これまでにも災害時の避難所運営などに携わってきた経験を持つ。8月10日に市役所で行われた壮行会で、松木正一郎市長は「この派遣に自ら手を挙げたことに敬意を表する」と激励。鈴木さんは「被災された方の気持ちに寄り添いながら活動したい」と抱負を語った。

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