下田の老舗建設会社・河津建設(下田市中)が下田中学校サーフィン部出身のプロサーファー・馬場心選手とスポンサー契約を締結し、7月27日に同社本社で契約を記念したポスター披露式を行った。
1914(大正3)年創業の河津建設は110年以上にわたり、下田・賀茂地域の社会基盤整備を担ってきた。一方、開業間もない地域飲食店への支援や、海洋工事に使われる自社の設備を活用したワインの海底熟成など、地域の産業振興などにも取り組んでいる。今回も地域貢献活動の一環として、世界を目指す地元ゆかりのアスリートの競技活動支援を決めた。
清水町出身の馬場選手は、サーフィンに適した環境を求めて中学生のときに下田市へ移住。下田中学校サーフィン部で腕を磨き、2024年には全日本サーフィン選手権での優勝やアジア選手権U18部門で2位、2025年12月にペルーで開かれた世界ジュニアサーフィン選手権U16部門で7位入賞を果たすなど実績を重ねてきた。中学卒業後は下田をホームポイントとしながら国内外の大会を転戦し、2028年ロサンゼルス五輪の出場を目標に、さらなる鍛錬を重ねている。
披露式では、馬場選手の競技写真を大きく配したポスターを公開。関係者らが地元企業と地元出身アスリートによる新たなパートナーシップの門出を祝った。今後、ポスターは市内の同社事業所などに掲出し、地域を挙げて馬場選手の挑戦を応援する機運を高めていくという。
同社の河津元(げん)常務は「下田から五輪選手が誕生することは地域の夢でもある。馬場選手が試合に集中できるよう、活動をサポートしていきたい」と話す。
馬場選手は「地元の企業に支えられながら成長できていることを実感しており感謝している。応援に応えられるよう結果を残したい。9月にはエルサルバドルでISA世界ジュニアサーフィン選手権があるので、メダル獲得を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。