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10回目の「伊豆の踊子」読書感想文コンクール 舞台の河津町が作品募集

伊豆急河津駅前にある伊豆の踊子像

伊豆急河津駅前にある伊豆の踊子像

 河津町教育委員会が現在、川端康成の小説「伊豆の踊子」を題材にした読書感想文を募集している。

読書感想文の募集要項(関連画像10枚)

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 1926(大正15)年に発表された短編小説「伊豆の踊子」は、川端康成自身の伊豆旅行の体験を元に、旧制高校の青年と旅芸人一座の少女との交流を描いた作品。川端は1968(昭和43)年にノーベル文学賞を受賞しており、同作は代表作の一つとして国内外で読み継がれている。英語をはじめ、中国語やフランス語、ドイツ語などに翻訳されているほか、国内では6回、映画化されている。

 作品の舞台となった旧天城トンネルを越え、河津川沿いを下るルートは「踊子歩道」として整備されている。歩道沿いの湯ヶ野には、小説に登場する旅館のモデルとなった「福田家」が現存する。「踊子歩道」は、2002(平成14)年に日本全国の風光明媚(めいび)な歩道や散策路を選定する「遊歩百選」にも選ばれた。町内にはこのほか、河津駅前や河津七滝、湯ヶ野の駐車場など各所に「伊豆の踊子」の像や文学碑が設置されている。

 感想文コンクールは今回で10回目。応募資格は、中学生以上で、賀茂地区(下田市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町)のほか、伊豆市、伊豆の国市、伊東市、熱海市、函南町、清水町、長泉町に在住・在学・在勤する人。また、河津町出身者であれば、在住地などを問わず誰でも応募できる。

 募集部門は中学生、高校生、一般の3部門。応募字数は、中学生部門が1200~2000字、高校生・一般部門が1600~2000字。各部門で最優秀賞と優秀賞を選び、受賞者には賞状と図書カードを贈る。表彰式は11月に開く予定で、最優秀賞作品は「文芸かわづ」に掲載する。

 担当者は「このコンクールをきっかけに、一人でも多くの人に『伊豆の踊子』に親しんでほしい。作品を読んで感じたことをぜひ感想文にして応募してもらえれば」と参加を呼びかける。

 応募期間は9月30日まで。応募はメール、郵送のほか、同町教育委員会窓口で受け付ける。

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