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今夏の下田の海水浴客は17万人 台風響き前年割れも穏やかな九十浜は倍増

海水浴客が倍増した「九十浜」の風景(写真提供=下田市観光協会)

海水浴客が倍増した「九十浜」の風景(写真提供=下田市観光協会)

 下田市は9月3日、2026年夏の市内海水浴場の入込客数を発表した。今夏の総入込客数は17万1710人で、前年(26万4320人)比で約35%減少した。相次ぐ台風の接近に伴う高波やうねりにより、遊泳禁止や遊泳注意となる日が重なったことが大きく響いた。

海水浴客が倍増した「九十浜」の風景(関連画像6枚)

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 浜別に見ると、最も客数の多い「白浜大浜」が前年の17万人から9万2420人(前年比54.4%)と大幅に落ち込んだほか、「多々戸浜」が1万2080人(同61.8%)、「入田浜」が1万3110人(同70.6%)、「外浦」が1万4450人(同62.2%)となるなど、主要な海水浴場で前年を大きく下回った。

 この結果について下田市は、期間中の宿泊予約や鉄道利用などの動向は堅調に推移していたことから、「下田を訪れる観光需要そのものが落ち込んだというよりも、台風などによる海況悪化が海水浴場の利用に直結した」と分析している。

 一方、「九十浜(くじゅっぱま)」は前年の7650人から1万7320人(同226.4%)と2倍以上に急増。このほか、「鍋田浜」が6350人(同114.2%)、「田牛(とうじ)」が4310人(同117.1%)と前年を上回った。これについて、下田市観光交流課の池田さんは「特別な取り組みは確認されていないが、天候の影響を受けにくい入り江の海水浴場に客が集まったのでは」と話す。

 下田市観光協会では9月1日から、市内9つのビーチの中から行って良かった「推し海」に投票する「第5回下田市海水浴場総選挙」を行っている。投票は2027年2月27日まで。投票者の中から抽選で下田の特産品が当たる。