河津町の景勝地・河津七滝(ななだる)で現在、夏恒例のイベント「風涼渓(ふうりょうけい)」が開かれている。初景滝周辺には約60個の手作りガラス風鈴が飾られ、滝の水音とともに涼やかな音色を響かせている。
河津七滝は、伊豆半島ジオパークを代表する景勝地の一つ。全長約850メートルの遊歩道沿いに、釜滝、エビ滝、蛇滝、初景滝、カニ滝、出合滝、大滝の七つの滝が点在し、それぞれ異なる表情を楽しむことができる。中でも初景滝は、「伊豆の踊子」のヒロイン像がある撮影スポットとして知られている。
風涼渓は2014(平成26)年に始まった夏恒例の催し。「渓流の涼しさと風鈴の音がマッチするのでは」と河津七滝観光協会が企画した。
会場を彩る風鈴は、七滝地区にある「七滝茶屋ガラス工房」のガラス作家・福司康介さんが制作した。一つ一つが吹きガラスで作られており、青や緑、黄色など色鮮やかなガラス風鈴が、渓谷を吹き抜ける風を受けて澄んだ音色を奏でる。同工房では吹きガラス体験も受け付けており、河津七滝散策のついでに立ち寄る観光客も多いという。
河津七滝観光協会の鈴木彰治会長は「お客さまには、ただ涼しくなるのではなく、五感を使って涼しさを楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。
8月31日まで。