南伊豆町で11月5日~11日、地域で働きながら暮らしを体験する「南伊豆町ふるさとワーキングホリデー」が開催される。
温かい受け入れで参加者を迎えるレストラン「しいの木やま」(関連画像5枚)
ふるさとワーキングホリデーは、地域に一定期間滞在して仕事をしながら地域住民との交流や自由時間を楽しむことで、通常の観光旅行では味わえない「地域の日常」を体験する国の推進事業。南伊豆町でもこれまで、農業や観光、飲食、菓子製造など町内事業者の協力を得て継続的に実施しており、参加者と町民との交流を契機に、その後もリピーターとして町を再訪する関係人口の創出につながっている。
今回は参加者全員が同じ宿に滞在する「合宿型」での実施。参加者たちは下賀茂商店街にある泊まれる本屋「ローカル×ローカル」(南伊豆町下賀茂)で共同生活を送りながら仕事に通い、時には一緒に食卓を囲んで7日間を過ごす。
就業先には、同宿のほか「小さなレストラン しいの木やま」「moksa coffee(モクサコーヒー)」「扇屋製菓」「FILES」の計5カ所を用意。「しいの木やま」でのイタリア料理店業務や「扇屋製菓」での菓子作り・販売のほか、「moksa coffee」でのカフェ店舗づくりや、現役の地域おこし協力隊員が運営するギャラリー「FILES」でのDIYなど、地域のリアルな暮らしや商いに直に触れる多彩な現場が揃う。
滞在中は仕事だけでなく、町内を巡る「アテンドツアー」も実施し、観光名所にとどまらない地域の暮らしの拠点や人を紹介する。勤務外の自由時間には、周辺の海や山を巡ったり、温泉や宿でくつろいだりと自由に過ごすことができる。
町の担当者は「観光で訪れるだけでなく、実際に町で働いて地域の人と会話し、地元のスーパーで買い物をして夕暮れに町を歩くといった『ありのままの日常』を体感してほしい。地域の人たちと深くつながるきっかけになれば」と参加を呼びかける。
開催期間は11月5日~11日。参加費は2,000円(保険料含む)。宿泊費は町が負担し、食費や交通費などは自己負担。応募は10月5日までSMOUTで受け付け、履歴書の提出とオンライン面談を経て参加者を決定する。