「下田ロープウェイ」(下田市東本郷)が現在、島々の魅力を発信するイベント「伊豆諸島フェア2026秋」を開いている。伊豆諸島の特産品販売や限定御朱印の授与などを通じ、下田と島々との交流を深める初の試み。
ロープウェイ利用客に贈られる伊豆諸島デザインのオリジナルしおり(関連画像4枚)
同フェアは、伊豆諸島のアンテナショップ「東京愛らんど」を運営する東京都島しょ振興公社の協力を受けて企画したもの。ロープウェーの終着点である寝姿山頂からは好天時に伊豆大島・利島・新島・式根島・神津島・三宅島・御蔵島などの伊豆諸島の島々を一望できることに加え、伊豆最古の宮・白浜神社(白浜)の例大祭では伊豆諸島に向けてかがり火をたいたり、下田港からは利島・新島・式根島・神津島を結ぶ定期船が運航したりするなど、下田と伊豆諸島は古くから深い結びつきがある。
期間中、山麓駅の売店「Shop Saku」では、伊豆大島の「あしたばそば」、新島の「焼きくさや」、式根島の「牛乳せんべい」、三宅島の「焼き塩」など、各島の特産品を販売。ロープウェーの利用客には伊豆諸島の位置をデザインしたオリジナルしおりを進呈し、売店で使える土産品5%割引券も付く。山頂の「愛染堂」では、境内から望む伊豆諸島をあしらった期間限定の御朱印も用意する。
下田ロープウェイの比企恒裕社長は「寝姿山から伊豆諸島を眺められる魅力はこれまでも発信してきたが、いつか島の皆さんと一緒に何かできたらと考えていた。下田と島々には航路もあり、古くからの縁がある。今回のフェアをきっかけに双方の行き来がより活発になり、互いの地域にとってプラスになれば」と期待を込める。
販売商品について「伊豆では普段あまり見かけない、島ならではの品がそろっている。離島らしい旅気分を感じてもらえるのも魅力」と比企社長。「焼きくさやは袋を開けてそのまま食べられるため、自宅で焼くのが難しい人にもお薦め。今回は第一歩として約3週間の開催だが、将来的には物販の常設化や、年明け以降の第2弾開催などにもつなげていきたい」と意欲を見せる。
開催時間は下田ロープウェイの営業時間に準じる。10月18日まで。