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松崎町・ベーストレスがスペイン環境賞受賞 古道再生やエネルギー循環を評価

スペイン政府観光局から授与された「Spain Talks 2026 コーポレート・アワード」の楯

スペイン政府観光局から授与された「Spain Talks 2026 コーポレート・アワード」の楯

 松崎町を拠点に古道再生や循環型ビジネスを展開する「BASE TRES(ベーストレス)」(松崎町松崎)が、在日スペイン大使館などが主催する「Spain Talks 2026」において、環境保全や地域再生に貢献した企業に贈られる「コーポレート・アワード」を受賞した。7月15日に同社が発表した。

林野庁主催のフォーラムで登壇するBASE TRESの松本潤一郎社長(関連画像5枚)

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 同社は、自伐型林業による森林整備とマウンテンバイク(MTB)を活用した古道再生ツアー「YAMABUSHI TRAIL TOUR」を展開するほか、切り出した木材をまきとして100%自給自足し、化石燃料を使わずに調理や給湯、暖房を行うまき火レストラン「QUEBICO(クエビコ)」などを運営し、地域内でエネルギーと経済が循環するシステムを築いている。

 「Spain Talks」は、サステナブル・ツーリズムの推進を目的にスペイン政府が世界各地で開催しているカンファレンスで、アジアでの開催は今回が初。同社は観光を通じた環境保全や地域コミュニティーとの共創成果が評価され、同アワードを獲得した。

 北米のMTB専門誌「FREEHUB MAGAZINE(フリーハブ・マガジン)」の最新号では、同社が取り組む西伊豆の古道を再生したトレイル観光モデルが表紙と巻頭特集で取り上げられた。持続可能な観光の先進事例として海外へ発信されている。

 国内での取り組みも進んでおり、同社は7月2日に静岡県主催の「SDGsミートアップ2026」、同7日には林野庁主催の「森業キックオフ・フォーラム」へ登壇。全国の林業関係者や企業が集まる場で、森林資源を活用した完全循環モデルの有用性を提案し、パートナーシップ構築を進めている。

 同社の松本潤一郎社長は「レストランではエネルギーシステムを店舗全体で自律供給し、木灰の農地還元まで自社一貫で手がけている。今回の受賞や誌面掲載は、日本の森林資源の可能性を示す一つの事例」と説明。「この循環モデルは日本各地の地域に応用できるもの。全国の自治体や事業者の皆さんと共に、次世代の森と食の未来をつくっていきたい」と力を込める。

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