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下田在住のAkaneさん、国際写真コンテストで金賞 受賞作は下田の風景

寝姿山自然公園の池で泳ぐコイを撮影した「Where Water Remembers」(写真提供=Akane)

寝姿山自然公園の池で泳ぐコイを撮影した「Where Water Remembers」(写真提供=Akane)

 下田市出身・在住のAkaneさんが5月15日、国際写真コンテスト「London Photography Awards 2026」で金賞(Gold Winner)などを受賞した。受賞作品はいずれも下田の風景を題材としている。

夕日に照らされる爪木崎の温室を写した「Transparent Threshold」(写真提供=Akane)(関連画像3枚)

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 Akaneさんは現在28歳。高校卒業後に県外で過ごした時期もあったが、4年ほど前に下田へUターン。現在は個人でSNSマーケティングや動画撮影などの仕事に取り組んでいる。

 本格的にカメラを始めたのは昨年12月。何か新しいことを始めたいと思っていたところに、以前、知人から「写真を撮るのが上手」と言われたことを思い出し、挑戦を決めた。作品のテーマは「Quiet Japan」。主に海外に向けて、日本の都会的ではない静かな風景を届けたいと、撮影を重ねてSNSで発信するようになったという。

 London Photography Awardsは、世界的なアワードを多数運営する国際団体「IAA(International Awards Associate)」が主催する写真賞。プロ・アマ問わず世界中から応募があり、特定の順位を決めるのではなく、100点満点のスコア制による絶対評価を採用しているのが特徴。Akaneさんが受賞した「金賞」は「プラチナ賞(Platinum Winner)」に次ぐ上から2番目の賞で、審査員から60~84点の高評価を獲得した作品に贈られるもの。国際的なクオリティー基準を満たした証となる。

 Akaneさんは今回、下田市内で撮影した風景写真を出品し、ファインアート部門(Fine Art Photography)で2作品、建築部門(Architecture Photography)で1作品が金賞を獲得した。さらに白黒写真部門(Black & White Photography)でも佳作(Honourable Mention)を獲得した。

 ファインアート部門で金賞を受賞したのは、寝姿山自然公園の池で泳ぐコイを撮影した「Where Water Remembers」、市内を流れる川に架かる橋の橋脚を捉えた「Echoes of Form」の2作品。建築部門で金賞を受賞したのは、夕日に照らされる爪木崎の温室を写した「Transparent Threshold」だった。

 コンテストへの挑戦について、Akaneさんは「たまたま見つけたフォトコンテストに興味本位で応募した。ヨーロッパが好きなので、ロンドンのコンテストというところにピンときた」と話す。わずか5カ月というキャリアでの金賞受賞の快挙については、「軽い気持ちで応募したところに素晴らしい結果がついてきて本当に驚いた」と振り返る。

 今後の活動については、「下田や伊豆の風景は国際的にはまだ知名度が高いとは言えない。自分の作品を見て、実際に足を運ぶ人が増えてくれれば」と期待を込める。

 受賞作品は、Akaneさんのインスタグラムアカウント(@akanen.moon)で公開している。

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