ウェルビーイング拠点「みなみかぜ」が4月5日、外浦海岸にあるシェアスペース「SP△CE(スペース)赤根島」(下田市柿崎)内にグランドオープンした。同施設は、専用のベビーカーを押して走る「バギーラン」の普及拠点「バギーランステーション下田店」としての機能も備え、地域のウェルネスライフを支える新たな交流の場となる。
運営するのは、2024年秋に東京から家族で移住した土屋みなみさん。土屋さんは、かつて運動に苦手意識を持っていたが、大学時代に出合ったランニングで人生が変わった経験を持つ。フルマラソンでも好成績を収める実力者でありながら、「歩いてもいい、立ち止まってもいい」と説く「ハードルを下げるプロ」を自称し、数字や勝敗にこだわらない、自分らしい運動の形を提唱してきた。
移住後も、下田初となるバギーランイベントやチャリティーマラソン「ホワイトリボンラン」を主催するなど、スポーツを通じて地域とつながる活動を精力的に展開。今回の新拠点は、それらの活動をさらに拡大させ、「大人も子どもも挑戦を応援し合える文化」を街に根付かせるための本拠地となる。
オープン当日には「おたんじょうびかい」と銘打ったイベントを開催し、地元住民や子どもら約100人が来場した。午前中には、毎月恒例の「パンラン」をアップデートした「パン&スムージーラン」を実施。参加者たちは汗を流した後、ベーカリー「DOUG(ダグ)」のパンや、「cheerup.(チアアップ)」が提供する旬の果物を使ったスムージーを楽しみながら交流を深めた。
続いて、以前に土屋さんが主催したバギーラン大会の公式テーマソングも手がけたシンガー・ソングライターの美結(みゆ)さんがライブを行い、会場を盛り上げた。
午後のワークショップでは、下田の海で拾った貝殻を使った「テクスチャーアート」の制作や、波音を聞きながらのビーチヨガを開催。会場では子ども用品のフリーマーケットも行われ、多くの家族連れが思い思いの時間を過ごした。
土屋さんは「大勢の方に参加してもらえてうれしい。これからも定期的にさまざまなイベントを開催したい」と意欲を見せる。
営業時間は10時~15時。週2~3日程度の不定期営業で、毎月の営業予定はインスタグラムで知らせる。7月~8月の海開き期間中は営業休止。駐車場あり。