手作り雑貨とところてんの店「あおのおあそび」(下田市一丁目)が5月19日で3周年を迎えた。クラフト作品に囲まれながら地元のところてんを味わえるユニークな空間として地元で親しまれている。
海をモチーフにした雑貨でいっぱいの「あおのおあそび」店内(関連画像9枚)
埼玉県川口市出身の原さんは以前より海が好きで、家族旅行などでよく伊豆を訪れていた。20代の頃から旅を愛し、日本国内を転々とする生活を送る中で、お気に入りだった島々には長期滞在して、さまざまな仕事を経験した。下田へ移り住んだのは12年ほど前のこと。
同店は原さんが「下田にこんな雑貨店があったらいいな」という長年の思いを形にした空間で、大のところてん好きだったこともあり、雑貨とところてんを組み合わることを着想。地域住民との縁で偶然譲り受けることができた店舗が奥に大きな厨房を備えていたことから、雑貨販売に飲食スペースを併設する現在のスタイルで店を構えた。原さんは「人とのコミュニケーションが大切だし面白い」と手応えを語る。
店の外壁やショップカードを彩るかわいらしいイラストは原さんの孫が描いたもので、店名も孫が考案した複数の候補の中から選んだ。そうした温かい雰囲気が漂う店内には、15人の作家たちによるアクセサリーやアート作品、衣類、陶器などバラエティー豊かな作品が並ぶ。主に「海」をモチーフにした作品を集めている。
雑貨が置かれた空間の中心には喫茶用の机を配置。来店客は作品に囲まれながら、下田産のテングサを使う地元・西林商店(一丁目)から仕入れる「ところてん」(300円)を味わうことができる。
3周年の節目を迎え、原さんは「地域の中の数少ない雑貨店として、興味を持って気軽に立ち寄ってもらえたらうれしい。下田が誇るところてんのおいしさも、さらに多くの人に知ってほしい」と意欲を見せる。