下田最大のイベント「第87回黒船祭」が5月16日、開催2日目を迎えた。初日に引き続き晴天に恵まれ、記念式典やパレードなどの行事に多くの人が集まった。クラウドファンディング(CF)で約350万円を集めて新ボディーが制作されたご当地キャラクター「ぺるりん」の復活祭も行われ、大きな注目を集めた。
「ぺるりん復活祭」で紅白幕に隠されて登場したぺるりん(関連画像11枚)
この日は10時から、国際平和を祈って厳かな雰囲気で執り行われる下田公園での「記念式典」で祭りの幕が開けた。同じ頃、下田郵便局横の「KIZUNA広場」ステージでは、開国市2日目のトップバッターとして「ぺるりん復活祭」が開催された。
ぺるりんは下田商工会議所青年部の発案で、幕末に下田へ来航したペリー提督から着想を得て2015(平成27)年に誕生した。市内外のイベントや学校行事などに積極的に参加し、下田の魅力を発信する看板キャラクターとして親しまれてきたが、経年劣化により2025年春ごろからボディーの一部が膨らまなくなってしまっていた。
そこでボディーを新調するため、今年1~2月にCFを実施。目標金額200万円のところ約350万円の支援が集まり、新ボディーの制作が進められていた。
時間になり、紅白幕で隠されたぺるりんがステージに登場すると、司会者からこれまでの経緯が説明された。カウントダウンと共に紅白幕が取り外され、真新しいボディーが初めてお披露目されると、会場からは大きな拍手が送られた。その後、公式ソング「ぺるりん音頭」が流され、ぺるりんが曲に合わせて観客と共に踊り、復活を盛大に祝った。
記念式典後には、下田公園から米海兵隊カラーガードを先頭にした公式パレードが出発。ゲストを乗せた車や米海軍音楽隊、海上自衛隊横須賀音楽隊など約400人が続く列の中には、ベンツに乗るぺるりんの姿もあった。真新しいボディーのぺるりんが通ると、沿道からは「ぺるりん、こっち向いて」と大きな声援が送られた。
市内各所ではその後もさまざまなイベントが開かれ、屋台が並ぶ「開国市」は日が傾いてからも多くの人たちでにぎわった。
黒船祭は17日まで。最終日には市民文化会館駐車場での「にぎわいコンサート」や、市内目抜き通りでの「にぎわいパレード」、道の駅開国下田みなとでの「日米親善綱引き大会」などが予定されている。16時15分からは、昨年に引き続き「閉幕式」も行われる。