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下田で初の「CHILL WEEK」 「チル」をテーマにたき火や街なか散歩など

屋上で「チル」を感じる参加者たち

屋上で「チル」を感じる参加者たち

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 下田の「チル」を探す「CHILL WEEK in IZUSIMODA」が3月18日~25日の8日間、「LivingAnywhere Commons伊豆下田(以下LAC伊豆下田)」(下田市武ガ浜)で開かれ、下田への旅行者や短期滞在者、近隣住民など約50人が参加した。

屋上に設置されたテントサウナ(関連画像4枚)

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 CHILLは英語のスラング「chill out」を語源とする言葉で、「のんびりする」「心身をリラックスさせる」といった意味を持つ。リラクセーションドリンク「CHILL OUT」を販売する「Endian(エンディアン)」(大阪市北区)の渡邉憲社長が以前の滞在時に下田を気に入ったことから、同社がサポートしイベントが開催された。

 期間中は参加者それぞれが「チル」をテーマに、LAC伊豆下田の屋上でのサウナ体験やたき火、近くの海や下田の街なかへの散歩など、下田の滞在を楽しんだ。さらに「マグロ解体ショー」や、来訪者と地域住民の交流イベントも開催。参加者それぞれが見つけた下田の「チル」を集めた「チルマップ」も作成した。

 全国を旅しているという20代女性は「何度か訪れている下田の景色が、今回は少し異なって見えた。忙しい中で忘れていた下田のきれいな海や温かい人の存在に気付くことができた」と笑顔を見せる。

 主催したLAC伊豆下田コミュニティマネジャーの松橋樹さんは「自分は移住者だが、数年たつと下田の景色も日常になってしまう。そんな日常に今一度感謝できるようなイベントを企画した」と話す。「自分自身がどんな時に『チル』を感じるかという発見とともに、下田という素晴らしい環境の中での『チル』を探すきっかけになれば」とも。

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