子どもたちの主体性や未来を切り開く力を育てる取り組み「Lavie(ラヴィ)プロジェクト」が下田市で始動した。その中核活動として、子どもたちが自ら運営する駄菓子店が5月1日、複合商業施設「NanZ VILLAGE(ナンズビレッジ)」(下田市一丁目)内にオープンする。
子どもたちが自らの手で店舗の椅子や机のペンキ塗りに取り組んだ(関連画像4枚)
同プロジェクトは、下田市でアロマ専門店「アイランドハーブ伊豆アロマ」を経営する神農千恵さんと友人の佐藤香織さんが発起人となり立ち上げたもの。「与えられる体験から自ら創り出す体験へ」をコンセプトに、子どもたちが夢を語り、自分の可能性を信じて未来へ踏み出す力を育むことを目的としている。「自信と誇りを持って生きられる心の土台作り」を目指し、1年間にわたり、さまざまな体験プログラムを展開する。
プロジェクトの柱の一つである駄菓子店は、子どもたちが経営に関わるのが特徴。現在は6人のジュニアスタッフが参加しており、5月1日の開業に向けて準備を加速させている。
3月31日には、三島市内の駄菓子店でジュニアスタッフが体験入店を実施。品出しや陳列、接客の基礎を学んだ。4月18日・19日には、現地での店舗作りにも取り組んだ。
会場となるナンズビレッジには、子ども向け私設図書館「下田こどもとしょかん」が併設されており、夏以降は読み聞かせや映画鑑賞を行う「テント・ワークショップ」も予定。さらに、土づくりから販売までを一貫して体験する「畑の栽培体験」や、地域の魅力を取材して発信する「子ども新聞」の発行も計画している。
神農さんは「私自身、子どもの頃の経験が今につながっている。下田の子どもたちには、望めばかなうことを知り、ありのままの自分を肯定できる大人になってほしい」と期待を込める 。
オープン日のみ金曜営業となるが、以降の駄菓子店の営業は月曜・火曜・木曜の15時~17時。