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下田で「プロギング×防災」 35人が旧町内でごみ拾いと避難路確認

参加者全員で集合写真

参加者全員で集合写真

 防災を学びながら、ごみ拾いとジョギングを組み合わせた「プロギング」を楽しむイベント「プロギング防災コラボ」が4月12日、下田市の旧町内エリアで開かれた。参加した親子連れらは、ごみ拾いを通じて地域の美化に貢献しながら、避難場所や津波の痕跡を確認し、防災意識を高めた。

津波の跡について説明する渡辺代表(関連画像8枚)

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 プロギングはスウェーデン発祥のフィットネスで、ジョギング中にごみを拾う活動。2023年に発足した「プロギング静岡下田支部」は、月1回のペースで市内の清掃活動を続けている。

 今回のイベントは、2025年に結成された親子向け防災啓発団体「下田防災クラブIMAGINE」との共催で、昨年に続き2回目。同団体代表の渡辺恵さんは「防災はまち歩きが基本。ごみを探しながら歩くプロギングとは非常に相性が良い」と企画の意図を語る。

 当日は4歳から50代まで計35人が参加。下田市民文化会館を出発し、旧町内の約2キロのコースを巡った。参加者はトングと袋を手に「ごみがあったよ」「ナイス」と声を掛け合いながら、路地のごみを回収。その一方で、コース上の避難誘導板や海抜表示を細かくチェックした。

 活動終了後は下田市立中央公民館に集まり、非常用トイレの実演や防災食の試食を行った。参加した親子は「看板を探しながら歩くことで、子どもが自然と防災に興味を持ってくれた」と話し、小学生の女児は「まち探検が楽しかった。防災食もおいしくてびっくりした」と感想を語った。

 渡辺さんは「昨年よりも参加者が増え、幅広い世代に楽しみながら学んでもらうことができた」と手応えを語った。

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