
下田市観光協会が現在、市内10カ所の海水浴場の中から最も好きな海水浴場「推し海」への投票を募る「海水浴場総選挙」を実施している。
特に夏に観光客が多く集まる下田市には、全部で10カ所の海水浴場(白浜中央・白浜大浜・外浦・九十浜・柿崎・鍋田浜・多々戸浜・入田浜・吉佐美大浜・田牛)がある。今後の観光PR施策を検討するに当たって、来場者数や交通の利便性といった従来の切り口とは違うデータを集めるため、総選挙を実施することにしたという。
既に250以上の票が集まっており、首都圏からも多く票が入っている。「思い出の場所」「毎年リピートしている定番スポット」「海がきれい」などのエピソードが添えられている投票も見られるという。
1月13日時点の途中経過では、1位=入田浜、2位=多々戸浜、3位=鍋田浜で、最も来場者数の多い白浜大浜は6位となっている。同観光協会の立見絹代さんは「途中経過段階では、少~中規模の海水浴場が上位に並んでいる。これまでは白浜大浜を観光PRに使うことが多かったが、結果次第では別の海水浴場にスポットを当てることも考えられる」と話す。
投票はウェブフォームで受け付ける。3月8日締め切り。投票した人の中から抽選で5人に、海産物の加工品など下田の特産品が当たる。