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松崎町の古民家宿で「こころうた会」 ソネタエコさんの歌響く、特別弁当も

こころうた会で歌うソネタエコさん

こころうた会で歌うソネタエコさん

 松崎町在住のソプラノ歌手・ソネタエコさんによるコンサート「こころうた会」が6月20日、一棟貸し古民家の宿「吟漁亭(ぎんりょうてい)」(松崎町那賀)で開かれた。会場には近隣地域から約30人の観客が訪れ、歴史ある空間に響く情感豊かな歌声に耳を傾けた。

こころうた会の様子(関連画像7枚)

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 「地域活声家」として、歌を通じて心を穏やかにする「こころうた」をテーマに活動するソネさん。2022年から毎月重ねてきた同会は、現在は伊那下神社(松崎町松崎)を主な会場に毎回30人ほどが集まる恒例の集いとなっている。活動の原点について、ソネさんは「急な発作を伴う自身の難病のリハビリも兼ね、自宅のわずか3畳の音楽ブースで一人でオンライン配信を始めたのがスタートだった」と振り返る。

 今回の舞台となった「吟漁亭」は、都内からの移住者が古民家を再生し、2023年に開業した宿泊施設。「古民家特有の大きな梁(はり)や高い天井がもたらす響きを楽しんでもらえるよう、いつも以上に柔らかく優しい発声を意識した」というソネさん。当日は観客からのリクエスト曲を中心に、本格的なオペラアリアから「You Raise Me Up」「見上げてごらん夜の星を」、地元の「松崎町のうた」まで親しみ深い名曲など11曲を披露した。歌声に涙を流す人の姿もあり、参加者からは「心が洗われるようだった」「気持ちが楽になった」などの感想が聞かれた。

 当日は特別企画として、同宿のオーナーで東京・銀座での飲食店経営の経歴を持つ片山哲郎さんが手がけた「うなぎ棒寿司(ずし)弁当」も20食限定で用意し、開演前に古民家の情緒ある雰囲気の中で食事を楽しむ参加者の姿も見られた。

 ソネさんは今年から、新たな試みとしてグループレッスン「こころうたを楽しむ会」も始動。伊那下神社で月2回ほど開いている同会は、お茶やお菓子を囲みながら和やかに歌に親しむスタイルで行い、初心者から経験者まで世代を超えた交流の場にもなっているという。

 次回の「こころうた会」は7月14日13時30分から、「こころうたを楽しむ会」は7月4日14時30分から、いずれも伊那下神社で開催する。

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