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弓ヶ浜でパラサーフィン体験会 地元企業寄贈の水陸両用車いすも活躍

参加者の集合写真

参加者の集合写真

 障害のある子どもたちを対象とした「パラサーフィン体験会」が6月20日、弓ヶ浜海岸(南伊豆町湊)で開かれた。地元の南伊豆町や下田市のほか、遠くは浜松市や神奈川県からも親子連れが参加し、海との触れ合いを楽しんだ。

サーフィンを楽しむ子ども(関連画像6枚)

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 同体験会は、パラサーフィンコミュニティー「HITSCO(ヒッツコ)」が「誰もが分け隔てなく海を楽しめる機会をつくりたい」と企画したもの。当日は介護福祉士や救急救命士、ライフセーバーなど専門知識を持つメンバーを含む約20人のボランティアが集結し、万全の安全管理体制の下で子どもたちのチャレンジをサポートした。

 参加した子どもたちは、ボランティアの補助を受けながら大きなサーフボードに乗り、弓ヶ浜の穏やかな海へとこぎ出した。緊張の面持ちで波が来るタイミングを待ち、ボードがうまく波を捉えると一気に加速。海面を滑るようなスピード感や、波に揺られる心地よさを全身で味わった。最初はこわばっていた子どもたちの表情も、水しぶきを浴びて波に乗る度に輝きを増し、会場には笑顔と歓声が広がっていった。

 今回の体験会では水陸両用車いす「モビチェア」も用意。モビチェアは、海洋調査や3次元計測などを手がける地元企業「ウィンディネットワーク」(下田市東本郷)が寄贈したもので、海岸線に隣接する宿泊施設「休暇村南伊豆」(湊)が日頃の保管場所として協力。多方面からの支援と連携により、バリアフリーなビーチ環境づくりが進められている。

 わが子の挑戦を見守っていた保護者の一人は「とても楽しそうにしていて良かった。参加できて本当にうれしい」と目を細めていた。ボランティアスタッフからも「あいにくの天気だったが、参加者もサポーターもみんなで楽しめたイベントだった」と話していた。

 HITSCO代表の佐々木直美さんは「地元の皆さんやボランティアの大きな協力のおかげで、素晴らしい体験会を開催できた。参加者もスタッフも全員が一つになって、笑顔あふれる最高の時間を共有できた」と充実の表情で振り返る。その上で「これからも分け隔てなく、みんなが楽しめる海時間を南伊豆で提供できたら」と意欲を見せる。

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