下田公園(下田市三丁目)で開催中の「第55回伊豆下田温泉あじさい祭」のアジサイが現在、見頃(七分咲き)を迎えている。会場内ではさまざまな催し物が行われ、多くの来場者でにぎわいを見せている。
「あじさい祭」会場近くで夜を彩る竹明かりの様子(関連画像11枚)
約200種類近く300万輪が植栽され、色とりどりのアジサイが咲き誇る同園には、会場入り口付近に設置された「あじさい祭」看板前、中腹のフォトフレーム、頂上のピンクのドアなど、複数のフォトスポットが設けられ、ペット連れや浴衣姿の観光客が順番を待ちながら写真撮影を楽しむ姿が見られる。国内からの観光客だけでなく、アジア圏やヨーロッパ圏を中心とした訪日客の姿も多く見られる。
台風6号に伴う土砂崩れで一部区間をバスで代替輸送していた伊豆急行も6月7日始発から全線復旧。13日には大宮駅~伊豆急下田駅を結ぶ臨時便「下田あじさい祭号」も運行。利用者には同祭会場でところてんを振る舞った。その他、昨年秋から取り組む地域の事業者と地元高校生たちの「つながる下田事業」プロジェクトから生まれた「あじさいクッキー」を無料配布した。
公園中腹にある開国広場の「ゆったりのんびり休憩所」では、地元飲食店などがさまざまなグルメを提供。伊豆で取れた「手搾り甘夏ジュース」(500円)、下田名物のキンメダイが入ったコロッケをのせた「キンコロそば・うどん」(700円)のほか、富山県から出店するラーメンの屋台などに行列ができていた。
期間中、了仙寺(三丁目)境内で竹明かりによるライトアップを実施。柔らかな明かりに照らされたアジサイと境内の幻想的な風景を楽しもうと、日没後にも多くの人が足を運んでいる。今年はペリーロードに竹明かりも設置し、範囲を広げた。
今後も週末を中心にさまざまなイベントを企画する。20日・21日には大横町通り商店街に屋台や縁日が集まる「大横町あじさい祭」を開催。さらに下田の伝統文化に触れることができる機会として、21日は旧澤村邸で「下田芸者の舞」(観覧料2,000円)を、21日・28日には祭会場で「下田太鼓」の実演(観覧無料)も行う。
会期は6月30日まで。駐車場の混雑が見込まれるため、祭を主催する下田市観光協会では公共交通機関での来場を呼びかけている。