下田八幡神社例大祭祭典執行部が6月1日、寄付金付きの「令和8年祭典応援カレンダー」の販売を始めた。祭典の運営費確保と祭り文化の継承を目的に企画したもので、公式としてのカレンダーの発行は8年ぶり。寄付金付きとして販売する取り組みは初の試みとなる。
令和9年8月頁には大川端のそろい打ちから太鼓台越しの花火を収録(関連画像3枚)
毎年8月14日・15日に下田市の旧町内エリア14区で開かれる下田八幡神社例大祭は、約400年の歴史を誇る伝統的な夏祭り。2日間にわたりみこしや太鼓台が町内を巡行するが、近年は奉仕者の減少や猛暑による負担増、運営費不足などが課題となっている。執行部では組織再編や経費削減を進めながら、伝統継承と地域活性化を目指して活動を続けている。
今回のカレンダーは、祭典が開催される2026年8月から2027年8月までの13カ月分で構成。祭典当日までの日数をカウントダウンする数字が盛り込んだ、全国的にも珍しい「祭り好きのための」仕様となっている。
紙面にはみこしや供奉(ぐぶ)道具、太鼓台、熱気あふれる奉仕者たちの姿など、下田八幡神社例大祭のさまざまな表情を収録。デザインと写真提供は、2015(平成27)年から同祭典の撮影を続ける佐藤デザイン事務所が担当した。代表の佐藤潤さんは「祭典関係者の希望を聞きながら丁寧にデザインした。みんなで作り上げ、思いのこもったカレンダーになった」と振り返る。
同祭若者執行委員長の金指祐太さんは「コロナ禍後に初めて自分の部が中心を担う祭典。活気あふれるものになれば」と意気込み、御神輿奉仕委員長の上野浩さんは「安全で楽しい祭典にできるよう努めたい。市内外の多くの人々に見ていただきたい」と力を込める。
今回、中心となってカレンダーの企画を担当した祭典執行委員長の森泰樹さんは「例大祭を一年中、身近に感じながら楽しめるカレンダー。めくる度に応援する気持ちになれる。下田が好きな人、下田ファンに、ぜひ手に取ってほしい」と呼びかける。
カレンダーは限定1000部販売。価格は2,000円で、そのうち半額の1,000円が祭典運営費として、奉仕者の熱中症対策や子どもたちへ配る菓子の準備金などに充てられる。下田市旧町内の「喜久屋呉服店」「村上書店本店」とネット通販サイト「BASE」で取り扱う。オンライン販売は2,200円(送料込み)。