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下田で「IZU POINT」体験ツアー メディア関係者が地域循環を実感

IZU DAO体験ツアー「WITH A TREE」での集合写真

IZU DAO体験ツアー「WITH A TREE」での集合写真

 独自ポイントを軸に、DAO(decentralized autonomous organization=分散型自律組織)を活用した地域活性化を目指す「IZUとDAO」が5月29日、ポイント活動を実際に体験するツアーを開催した。首都圏や関西からニュースメディアの運営に携わる7人が参加し、下田市内の事業者を巡りながら独自のコミュニティー通貨の仕組みを体験した。

IZUPOINTと交換で「貸別荘飯田」から提供されたかんきつ(関連画像7枚)

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 同団体が2025年11月に運用を始めた「IZU POINT(イズポイント)」は、地域貢献活動(クエスト)を達成することで獲得できるポイント制度。貯(た)まったポイントは市内の店舗や宿泊施設で、お金では買えない特別な体験やサービスと交換できる。地元住民をはじめ、移住者やデジタルノマド、観光客らがポイントを通じて立場を超えて交流し、関係人口の創出につなげることを狙いとしている。

 今回のツアーでは、まず巨大な倉庫をリノベーションしたコミュニティースペース「WITH A TREE」を訪問。管理者の梅田直樹さんから施設の多様な機能について説明を受けた後、施設内に設けられた「IZU POINTスペース」を見学。そこでは、同施設で消費しきれない贈答品のお菓子や化粧品などがポイントと交換できるようになっており、参加者たちは興味深そうに仕組みを確認していた。続いて外浦海岸を望む宿「ならいの風」を訪れ、オーナーの藤井敬久さんから「客室の稼働に余裕がある際には、5万ポイントを目安に宿泊体験を受け入れている」という先駆的なエピソードが紹介されると、驚きの声が上がった。

 その後、デジタルノマドらが利用するコリビング施設「elenanchi」に場所を移し、同団体の共同代表を務める近藤ナオさんや塚田絵玲奈さんらからポイントの設計思想について解説を受けた。ツアーの締めくくりには居酒屋「開国厨房ぼちぼち」へ移動。参加者たちはSNSでの地域情報発信に協力した対価としてその場でポイントを獲得し、それと引き換える形で提供されたフードロス料理などを囲みながら懇親を深めた。

 「源泉かけ流し なまこ壁の宿『雑忠』」に宿泊した一行は翌日、「ロスになりそうなかんきつがあればポイントで譲ってほしい」という事前の呼びかけに応じた「貸別荘飯田」を訪問。地域住民と温かい交流を楽しみながら、木に残っていた甘夏などを土産に受け取り、下田の地を後にした。

 参加者からは「ポイントの魅力だけでなく、おいしいキンメダイ料理やすてきなワーキングスペースなど貴重な体験ばかりだった」「良い意味で価値観が覆され、世界が広がったようなカルチャーショックを受けた」などの感想が聞かれた。

 次回ツアー日程は、同DAOの公式インスタグラムで随時告知する。

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