日本一の数を誇る約15万株・300万輪ものアジサイを楽しむことができる「第55回伊豆下田温泉あじさい祭」が6月1日、下田公園(下田市三丁目)で始まる。祭りに合わせ、市内各所や周辺施設ではさまざまな連動企画が予定されており、街全体で盛り上がりを見せている。
会場となる下田公園は、安土桃山時代に後北条氏が南伊豆防衛の拠点として築城した山城・下田城の跡地で、初夏のアジサイや冬のツバキをはじめとする豊かな自然環境のほか、下田市街や下田湾を一望できる展望台を目当てに、一年を通じて観光客が訪れるスポットになっている。
今年も花を愛(め)でるだけでなく、周辺エリアを回遊して楽しめる企画をそろえる。
下田開国博物館では6月1日~30日、下田公園内を中心とする8スポットを写真撮影しながら巡るフォトスタンプラリーを行う。各スポットで指定のチラシと一緒に撮影し、3カ所以上の写真を集めて同館に行くと景品を受け取ることができる。同館が展開するiPhone専用のまち歩きアプリ「下田ストリートミュージアム」を活用すれば、デジタルスタンプラリーや音声ガイドも併せて楽しむことができる。
伊豆エリアの観光情報サービス「伊豆navi」では、同アプリを活用したデジタルスタンプラリー「下田のあじさい祭と風待ち港めぐり」を6月1日~30日に展開。LINEで手軽に参加でき、あじさい祭会場のほか、ペリーロードや「伊豆の踊子」ゆかりのスポットを巡る。4個以上のスタンプを集めると、ホテル伊豆急のペア宿泊券や干物など特産品が当たる抽選に応募できるほか、参加賞として伊豆急下田駅前で使える200円クーポンも進呈する。
「下田ロープウェイ」山頂に広がる寝姿山自然公園では、6月1日~7月15日を「寝姿ブルーフェスタ」の期間とし、色鮮やかな青色のアジサイをアピールする。標高が高い同園のアジサイは下田公園より開花が遅れる傾向にあるため、下田公園と併せて、より長い期間にわたりアジサイを楽しむことができる。
さらにユニークな取り組みとして、下田公園に隣接する下田海中水族館では、「アジサイ」の響きになぞらえた「鯵祭(あじさい)」を6月1日~30日に開催。アジの生体展示や豆知識の紹介に加え、イルカやアザラシへの給餌体験、週末限定の「マアジの餌やり体験」(バックヤードツアー付き、500円)など、アジをテーマにしたユーモアたっぷりの企画で祭りを盛り上げる。
あじさい祭は6月30日まで。