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東伊豆町でワーケーションモニター募集 スマホ活用しスムーズにまちになじむ

東伊豆海岸線の風景

東伊豆海岸線の風景

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 東伊豆と渋谷を拠点に地方創生に取り組む「micro development」(東伊豆町稲取)が現在、東伊豆を拠点とするワーケーションに参加するモニターを募集している。伊豆での交通や観光を便利にするデジタルサービス「伊豆navi」と共催する。

ワーケーションスポットの1つ「EASTDOCK」

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 同社は2022年11月、シェアオフィス「EASTDOCK」(東伊豆町稲取)を本社として創業し、「TATENOICH」(稲取)や「湊庵錆御納戸」(稲取)など、東伊豆町内での空き家再生事業の企画や建物の設計に携わってきた。同時に東京・渋谷にもオフィスを構え、全国各地の地方創生事業のコンサルティングや、首都圏のオフィスワーカーと東伊豆町をつなげる事業にも取り組む。

 今回は県外在住者を対象に、6月15日~17日の3日間、東伊豆町内でのワーケーションツアーを行う。初日の夜に地元住民を交えた任意参加制の懇親会を行うほかは自由行動とし、仕事場や宿泊施設はJR東日本・東急・伊豆急が共同で運営するLINE公式アカウント「伊豆navi」を通じて参加者自らが探す。往復交通費を上限1万円まで補助するが、滞在にかかるその他の費用は自己負担。

 同社の守屋真一社長は「東伊豆町は自然豊かでおいしい食のスポットも多い。ディープな場所に魅力が隠れていることもあるが、伊豆naviを使えばすぐにまちになじめるはず」と話す。

 モニターツアーの事前イベントとして5月17日「SHIBUYA QWS」(東京都渋谷区)で「ワーケーションがかなえるライフスタイルと働き方」と題したイベントを行う。年間100日以上のワーケーションを実践し、伊豆でのワーケーション経験も豊富な多葉田愛さんをゲストに迎え、ワーケーションや東伊豆町の魅力を伝える。

 「事前オリエンテーションや現地でのサポートもあるので、ぜひ安心してモニターツアーに参加してほしい」と守屋さん。「伊豆naviのLINE登録や事前イベントを通じて、東伊豆町やワーケーションの魅力を知ってもらえたら」とも。

 モニターツアーの募集締め切りは5月24日。15人程度の参加を見込んでおり、応募者多数の場合は選考のうえ参加者を決める。

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