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南伊豆で「みなみの桜と菜の花まつり」 桜と菜の花が共演

ポスターとチラシを掲げる南伊豆町観光協会職員

ポスターとチラシを掲げる南伊豆町観光協会職員

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 河津桜やソメイヨシノなど約1000本の桜と3ヘクタールに及ぶ菜の花畑が楽しめる「みなみの桜と菜の花まつり」が2月1日、道の駅「下賀茂温泉 湯の花」(南伊豆町下賀茂)を中心とする青野川沿いで始まる。

一面黄色いじゅうたんのような菜の花畑(過去のイベントの様子)

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 今年で26回目となる早春の南伊豆の早春イベント。約4キロにわたって川沿いの土手に咲く約800本の桜並木のピンクの花と、およそ3ヘクタールの休耕田で視界いっぱいに広がる菜の花畑を同時に楽しむことができる。河津エリアよりも10日ほど早咲きの桜を目当てに訪れる人も多く、昨年は約25万人の観光客が訪れた。

 メイン会場の道の駅「下賀茂温泉湯の花」では、キッチンカーの出店や軽井沢人力車「てやんでい屋」による花見スポット巡り、抽選会などが行われる。2月18日と25日には地元特産品である伊勢エビのみそ汁を振る舞う。夜桜も楽しめるよう、昨年よりも夜のライトアップエリアを拡大した。

 南伊豆町観光協会の桑原弘行さんは「2月上旬から菜の花が満開になり、中旬には河津桜が見頃を迎える。2月下旬以降は遅咲きエリアとソメイヨシノが楽しめる」と、幅広い期間にわたって楽しめることをアピールする。「昼間の青空の下はもちろん、朝は下流域で川面の湯煙、夕方は上流の山と夕日、夜はライトアップや竹明かりと共に夜桜も楽しめる」と時間帯ごとの楽しみ方も紹介する。

 一足先に菜の花畑に2匹の犬を連れてやってきた60代女性は「見どころが多く、ペット連れでもゆったりと花見ができる。一面黄色いじゅうたんのような菜の花畑は、うちのペットもお気に入りの場所。毎年楽しみにしている」と話していた。

 エリア内には合計200台の有料駐車場を用意する。3月10日まで。

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