空き家の片付け術を学び、残された古道具を次世代へつなぐ実践イベント「空き家の片付けと古いものを次の手につなぐ会」が6月21日、下田市稲梓(いなずさ)の空き家で開かれる。主催は下田市空き家バンク。
同企画は、空き家バンクを担当する下田市地域おこし協力隊の大野朋子さんが、残された家財道具の処分や費用に頭を悩ませる所有者たちの声を聞いて立案したもの。一人で悩まずに自分たちでできる片付けのコツを知ることで、新たな世代や物件の探し手へつなぐ第一歩を応援することを目的とする。
当日は、伊豆急行・稲梓駅から徒歩1分の場所にある、空き家バンクに登録されている物件を舞台に、空き家改修のプロを講師に迎えて実践的な手法を学ぶ。
講座では、効率的な段取りや建付け家具の外し方、可燃・不燃・資源などの不用品の分別方法といった基本を網羅。安全に作業するためのポイントや作業動線の作り方など、プロならではのノウハウを伝授するという。参加特典として、片付けの最中に見つかった家具や食器、アンティークな道具類などの中から、気に入ったものを「レスキュー」として自由に持ち帰ることもできる。
大野さんは「空き家の残置物を処分したいが、何から始めればいいか分からないという悩みを持つ方は非常に多い。プロの進め方を知ることで、無理なく自分たちで片付けられるケースもある。なるべく捨てずに新しい手に渡したいと考えているので、諦めずにぜひ一度空き家バンクへ相談してほしい」と呼びかける。
開催時間は9時~15時(雨天決行)。参加費は無料で昼食が付く。定員は先着10人程度で、申し込みは専用フォームで受け付ける。詳細な場所は参加者に別途通知。駐車場あり。