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南伊豆町で地域のにぎわい事業を手がける「SENA」、横浜から本社移転

「SENA」の生畑目星南社長

「SENA」の生畑目星南社長

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 営業資料作成代行を主力事業としながら南伊豆町で地域のにぎわい事業を手がける「SENA」が7月8日、4周年を機に本社を横浜から「コミュニティスペースきよりや」(南伊豆町下賀茂)に移転した。

「SENA」がオフィスを構える「コミュニティスペースきよりや」(関連画像5枚)

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 同社は2019年7月8日、横浜市保土ヶ谷区で創業し、現在の社員数は5人。2020年5月には「Spot light on the Local Company(地域で活躍する中小企業に光を)」をコンセプトに、地域の中小企業とクリエーターをつなげる「スポカン会議」を立ち上げた。その模様を配信していたユーチューブ動画が南伊豆町役場の一山良博さんの目にとまったのをきっかけに、2020年7月、南伊豆町にサテライトオフィスを構え、スポカン会議に南伊豆町をはじめ伊豆南エリアの企業や団体も多く参加するようになった。

 4周年の節目で本社を移転した理由は「覚悟と恩返しの表れ」だと言う社長の生畑目星南さん。「納税という目に見えやすい貢献と、きっかけづくりという目に見えにくい貢献をすることで、世話になっている南伊豆町の力になりたい」と思いを話す。

 今後について、「主力事業の資料作成の品質向上に努めるとともに、急速に発達しているAIを駆使して、よりお客さまの希望に添えるような動きをしていきたい」と話す生畑目さん。「南伊豆町で新たなチャレンジをする企業や地域住民、学生のきっかけづくりに取り組んでいく。『コミュニティスペースきよりや』を開かれた場所にすることで、それにつながるような交流の場を作っていきたい」と移転後のオフィスを軸にした取り組みにも意欲を見せる。

 同社で広報を担当する大川亜壽紗さんは「ぜひ一度南伊豆町に足を運んで、自分の目でこの町を体感してほしい。誰かが語るネガティブポイントも、実は魅力の一つかもしれない。広報を通して、そんな気づきに触れるきっかけになれたら」と話す。

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