温泉熱を活用したワニの飼育と熱帯植物の栽培を行う観光施設「熱川バナナワニ園」(東伊豆町奈良本)で7月9日、柴田亜美さんの新作絵本「パプワくん」の発売を記念したスペシャルコラボレーションイベントが始まった。
「熱川バナナワニ園」&「パプワくん」コラボイベントキービジュアル(関連画像7枚)
絵本「パプワくん」は、シリーズ累計800万部を誇る柴田さんの代表作である漫画「南国少年パプワくん」の世界観を元に、著者自らが全ページを描き下ろした新作。今回のコラボに当たり、柴田さんがパプワくんやチャッピー、シンタローといった人気キャラクターたちを、同園の公式キャラクター「熱川ばにお」をモチーフにした着ぐるみ姿で特別に描き下ろした。
今回のコラボレーションの背景には、30年以上の時を超えてつながった縁がある。柴田さんはかつて、「南国少年パプワくん」の連載当時に取材で同園を訪れ、お礼として当時の園長へ直筆の色紙をプレゼントした。当時の園長がその色紙を自宅に持ち帰ると、2人の子どもたちは取り合うほど大喜びした。その子どもの一人こそが、幼き日の現園長・神山浩子さんだった。そんな30年以上前の思い出話から今回の企画へと話が広がり、実業之日本社からの声がけの下、伊豆急行の協力を得てコラボレーションが実現した。
9月30日までの期間中、園内では3カ所のポイントを巡って集めると限定オリジナル缶バッジがもらえるスタンプラリーを行う。併せて、描き下ろしデザインのコラボ入園券を販売するほか、等身大キャラクターパネルと記念撮影ができるフォトスポットも設ける。
分園のフルーツパーラーでは作品の世界観をイメージした「パプワくんの『んばば!南国気分でメロンソーダ』」(900円)などのオリジナルフードやドリンクのコラボメニューを提供するほか、アクリルキーホルダーやTシャツなどの限定グッズも販売する。名前にバナナやワニが付くものやワニの皮膚を思わせるものなど、同園の多彩なコレクションから不思議な植物を集めた特別企画展「んばば!んばば!ん?ばなな?わに?な植物展」も同時開催。伊豆急行では同園最寄りの伊豆熱川駅で、限定デザインのコラボ記念乗車券(限定1000枚)を販売する。
7月26日には、柴田亜美さんを同園に迎えての記念トークイベントを開催。スペシャルゲストに国立科学博物館動物研究部の吉川夏彦さんを迎え、神山園長が進行役を務める。柴田さんと一緒にワニの魅力や不思議について楽しく学び、子どもから大人まで楽しめる内容を予定している。
トークイベントの会場は分園のフルーツパーラーで、14時30分開演(約45分間を予定)。参加無料だが、別途入園料が必要。当日12時から本園ワニ園売店で整理券を先着順で配布する。
今回のコラボについて、神山園長は「子どもの頃、柴田先生からの色紙を取り合うほど喜んだことを今でも覚えてる。30年以上の時を経て、自分が園長となったこの場所で『パプワくん』とのコラボが実現するとは思ってもいなかった」と話す。「子どもの頃に作品を楽しんでいた方はもちろん、今回初めてパプワくんに出合う子どもたちにも、園で楽しい夏の思い出を作ってもらえたら」と呼びかける。
開園時間は9時~17時。入園料は、大人=2,000円、4歳~小学生=1,000円、4歳未満無料。