シリーズ累計約3万部を出版する人気絵本シリーズ「ビビリ」最新作の刊行を記念した原画展が現在、東伊豆町の熱川バナナワニ園(東伊豆町奈良本)の分園フルーツパーラーで開かれている。
同展は、絵本「ビビリと勇者たちのおか」(作=くすのきしげのり、絵=江口ノリコ・CAN、潮出版社)の刊行に合わせて企画されたもの。主人公・ビビリが知る「衝撃の真実」と「本当の強さとは何か」をテーマに描かれたシリーズ続編で、異なるタッチを持つ2人の画家による表現が融合したスイッチストーリー。シリーズを通して読むことで、より深い物語の理解につながるという。
会場には、江口ノリコさんによる貼り絵作品を中心に、CANさんの水彩原画を含めた計19点を並べる。印刷された絵本では味わえない貼り絵の立体感や、細部の筆遣いなどを間近で鑑賞することができる。
併せて、作品の世界観をイメージしたコラボドリンク「バナナ●ビビリの しゅわしゅわフローズンバナナサイダー」(900円)を提供するほか、アクリルキーホルダー、ミニタオルなどのオリジナルグッズも展開。本物のワニが暮らす園内で、制作過程に思いをはせながら作品を楽しむことができる。
絵を担当した江口さんは「化石を描くに当たり、恐竜の最後の気持ちを想像したとき、自然と涙が出た。本当の強さとは何か、ビビリたちの成長を見届けてほしい」と思いを語る。
同園の神山浩子園長は「原画ならではの質感や表現の細やかさとともに、『本当の強さとは何か』という作品のテーマを来園者それぞれに感じてもらえれば」と来園を呼びかける。
開園時間は9時~17時。入園料は、大人=2,000円、4歳~小学生=1,000円、4歳未満=無料。6月30日まで。