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西伊豆で「食の熱中小学校」 ワサビ収穫や漁業体験で食文化学ぶ2日間

西伊豆での「食の熱中小学校」、参加者集合写真

西伊豆での「食の熱中小学校」、参加者集合写真

 大人が地域の食資源を学ぶプログラム「食の熱中小学校『西伊豆の食文化を味わい尽くす旅』」が6月20日・21日の2日間、西伊豆町内各所で開かれた。一般社団法人「熱中学園」(東京都墨田区)が主催し、「西伊豆プロジェクト」(西伊豆町田子)と「ウオー」(富山県富山市)がツアーを運営。全国から集まった9人の参加者が、生産者との交流や収穫・加工体験を通して西伊豆の豊かな食文化を学んだ。

だし調味料作り体験の様子(関連画像15枚)

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 「食の熱中小学校」は、「もう一度、7歳の目で世界を」をコンセプトに掲げる大人のためのコミュニティー型学び舎。食に特化した講座や地方での現地実習を通じて消費者と生産者をつなぎ、日本の食文化や食の未来について学ぶことを目的としている。今回のツアーでは、西伊豆ならではの農業や漁業、伝統的な加工文化を体験しながら、地域の食の魅力を多角的に学べるプログラムを用意した。

 初日は大沢里地区を中心に展開。「堤農園」でわさび栽培の歴史を学び収穫を体験した後、「わさびの駅」が特別に用意した「わさび弁当」を味わった。

 午後は、釣った魚を地域通貨と交換できる仕組み「ツッテ西伊豆」に参加。仁科漁港の「龍海丸」と安良里漁港の「ふじなみ丸」の2グループに分かれて海釣りに挑んだ。夜には地元の生産者らを交えた交流会が開かれ、食材へのこだわりや地域での取り組みについて耳を傾けながら親睦を深めた。

 2日目は、前日に釣った魚を西伊豆町の電子地域通貨「サンセットコイン」に交換するため、地元の直売所「はんばた市場」へ持ち込んで買い取りを体験。獲得した通貨を使って同市場で土産などを購入した。

 その後、田子地区へ移動し、「カネサ鰹節商店」で伝統のかつお節作りの工場見学とだし調味料作りを行い、地域に受け継がれる食文化を体感。昼食は「絶景カフェPORTE-IZ(ポルテイズ)」で名物の「潮かつおうどん」などを楽しんだ後、最後は田子漁港で同市場の飯野友美瑛さんを講師に迎え「マイ干物作り」に挑戦した。参加者が加工した魚は、老舗水産加工場「入久水産」が仕上げの乾燥を行い、後日、それぞれの自宅へ送られる。

 参加者からは「生産者から直接話を聞きながら、収穫や漁業、加工までを一連の流れで体験できるプログラムは非常に満足度が高い」「西伊豆の豊かな食文化や、それを支える人々の営みへの理解が深まった」などの声が聞かれた。

 西伊豆プロジェクトの矢岸洋二社長は「今回のツアーを通じて得られた参加者の生の声を今後のプログラム開発に生かしたい。西伊豆の食文化や生産者の魅力を体験型コンテンツとしてさらに磨き上げ、地域の関係人口創出や食をテーマとした観光振興につなげていければ」と意欲を見せる。

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