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熱川プリンスホテル「ミヂカル」、創意工夫ある観光コンテンツとして表彰

熱川プリンスホテルの嶋田愼一朗社長

熱川プリンスホテルの嶋田愼一朗社長

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 熱川プリンスホテル(東伊豆町熱川)が運営するカルチャースクール「mizi-cul(ミヂカル)」が「日本ツーリズム・オブ・ザ・イヤー2022」優秀賞受賞を受賞した。

好評の豆腐講座

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 同賞は旅行新聞新社が2021年に始めたもので、その年の観光業界の取り組みから特に創意工夫が見られたものを選出する。

 ミヂカルは伊豆の豊かな自然を生かした身近なカルチャーサロンとして2022年8月にスタート。。ホテルが位置する東伊豆町熱川地区の魅力向上をテーマに、宿泊客にはアクティビティーを、地元住民には参加者同士の交流や地元の魅力を再発見する機会を提供する。嶋田愼一朗社長が考案し、従業員や外部アンバサダーとともに作り上げた。

 メイン会場の多目的スペース「茅舎(ぼうしゃ)」は、ホテルのリニューアルに伴い旧ダイニングを改装したもの。海を一望できる開放的な空間が特徴。

 講座は「美と健康」「ものづくり」「伊豆の食」「癒し」の4つをテーマに、地元で活躍する講師を招き、ヨガやフラワーワークショップなど12種類を用意。おからみそ研究家の松田由己さんによる発酵食品講座が「特に好評」だという。

 ヒーリングヨガ講座に継続的に参加している地元住民は「もともと県外へヨガを受けに通っていたが、コロナ禍でできなくなっていた。身近な場所で受講することができ、ロケーションも良い。気持ち良い時間を過ごせている」と話す。

 同ホテルでミヂカルを担当する今野一馬さんは「ホテル常設のワークショップは珍しい取り組み。自分磨きプランや、最上階のプレミアムエリアQoomoとの組み合わせで特別な時間を過ごしていただける。ミヂカルが熱川に来るきっかけとなるよう、今後も魅力的な講座を開いていきたい」と話す。

 参加希望者はホームページで予約を受け付け、当日でも空きがあれば参加できる。悪天候で屋外アクティビティーが楽しめない宿泊客の飛び入り参加もあるという。

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