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下田東急ホテル、60周年で「感謝の夕べ」 今後のさらなる地域貢献誓う

60周年を迎えた下田東急ホテルの伊庭勝彦総支配人

60周年を迎えた下田東急ホテルの伊庭勝彦総支配人

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 下田東急ホテル(下田市五丁目)が開業60周年を迎えたことを記念し、11月11日、パートナー企業や地元の人々を集めて「感謝の夕べ」が開催された。

下田東急ホテル60周年「感謝の夕べ」で交流する参加者たち

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 同ホテルは伊豆急線が伊豆急下田駅まで開通した翌年の1962(昭和37)年10月8日に開業。温泉旅館が主流だった当時の下田において、西洋式ホテルの先駆けとして注目を集めた。1970(昭和45)年には昭和天皇・皇后両陛下も宿泊。海外からも多数のゲストが訪れる毎年の「黒船祭」では、米国大使などのVIPをもてなしている。

 今回のイベントは60周年の感謝の気持ちを伝えたいと同ホテルが企画。来賓として招かれた松木正一郎下田市長は「下田も昨年市制50周年を迎えた。下田東急ホテルと一緒に引き続き歴史を重ねていきたい」と祝辞を述べた。その他、下田商工会議所副会頭・辻村徳和さんや市議会議員・橋本智洋さん、下田観光協会長・澤地大吉さんなど約60人が出席し、同ホテルに関する思い出話に花を咲かせた。

 伊庭勝彦総支配人は「10月に行った60周年イベントでは、フリーマーケットやフードドライブなど、地元の方々が当ホテルに足を運んでいただけるものも企画した。下田在住のペーパーアーティスト広井敏通さんの作品に触れる『ペーパーファンタジー』は地域の子どもたちに特に人気が高かった」と振り返る。「最近は地産地消にこだわった朝ごはんが好評。今後も地域貢献に、さらに力を入れていきたい」とも。

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