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伊豆高原駅でクリスマスマーケット キッチンカーなど30ブース出店

伊豆高原周辺のママ友仲間たちで結成された「駅deフリマ実行委員会」

伊豆高原周辺のママ友仲間たちで結成された「駅deフリマ実行委員会」

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 伊豆高原駅直結のショッピングモール「やまもプラザ」(伊東市八幡野)で12月4日、縁日やキッチンカーが集まる「駅deクリスマス」が開催され、多くの親子連れや観光客でにぎわった。

伊豆高原「駅deクリスマス」では手作り看板がお出迎え

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 主催は地元ママ友仲間たち6人のグループ「駅deフリマ実行委員会」。同様のイベントは今回が4回目。開催のきっかけについて、代表を務める解良美由貴さんは「コロナ禍でイベント中止が続く中で、何かできることはないかと活動を立ち上げた」と話す。「このイベントは『地域とつながる、地域をつなぐ』がコンセプト。出店者を集めるだけでなく、春は吹奏楽演奏のステージ、夏には盆踊りも行った。特に盆踊りは今の子どもたちには珍しいと評判だった」とも。

 この日は缶バッジ作りなどのワークショップ、おもちゃやハンドメード作品を扱うフリーマーケット、地元で栽培された野菜や花を販売するマルシェ、カレーやクレープなどのフードを提供する屋台、スーパーボールすくいやプレゼント釣りの縁日など計30ブースが出店。「お金の教育の機会にもしたいと考え、子どもたちに店員として立ってもらっている店もある」と解良さん。

 出店者は地元の伊東市のほか、「CREPE&DRINK TATENOICH」「Manas Cafe」(以上、東伊豆町)など近隣市町からも集まった。東伊豆町「すみんこカフェ」店主の荒武悠衣さんは「今回が初めての出店だが、事前に聞いていた通り、家族連れの来店が多い。クッキーが人気」と手応えを話す。

 今回のイベントでは、これまでの収益と地元企業からの協力で用意した景品が当たる「クリスマス抽選会」も開催。会場内での買い物でもらえる抽選券3枚を集めた参加者に、くじ引きで商品券やおもちゃを進呈した。

 これまで4回のイベントを重ねて解良さんは「回を追うごとに客が増えており、500~1000人の来場がある。皆さんの楽しそうな笑顔を見ることができてとてもうれしい」と話す。さらに「駅はこの町の中心。ここで観光客と地元の人との交流がもっと生まれるようにしていきたい」と意欲を見せる。

 次回は2023年春に開催予定。

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