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南伊豆「毛倉野生花店」がワークショップ 生木でクリスマスリース作り

講師の毛倉野生花店・山本さん(写真右)

講師の毛倉野生花店・山本さん(写真右)

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 下田旧町内の「コミュニティスペース羽衣」(下田市二丁目)で12月17日、生木を使ったフレッシュクリスマスリースを着物姿で作る「着物deワークショップ」が開催された。講師を務めたのは「毛倉野生花店」(南伊豆町毛倉野)の山本知弘さん。「下田着物レンタル&ボディケア羽衣」と共催した。

完成したフレッシュクリスマスリース、参加者ごとの個性が表れた

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 南伊豆町毛倉野出身の山本さんは埼玉や片瀬白田での生花店勤めを経て2年前にUターン。実家の車庫を改装して毛倉野生花店をオープンした。生花のほか珍しいドライフラワーも積極的に取り扱う同店には、地元客だけでなくインスタグラムを見て近隣市町や東京からも客が訪れるという。

 今回のワークショップは、山本さんが「下田着物レンタル&ボディケア羽衣」の従業員と親交があったことから約1年前に企画が立ち上がった。午前・午後に1回ずつ開き、小学生から大人まで計10人ほどが参加した。

 着物に着替えた参加者たちは、コニファー・ブルーアイス・ユーカリなどの生木をワイヤーで芯に巻きつけてリースを成形。そこに木の実やコットンなどを飾り付けて思い思いのクリスマスリースを完成させた。

 参加者からは「生木の良い香りが気持ちいい」「たくさんの木を使わせてもらえてぜいたく」「色々な飾りがあって、どれを使うか目移りしてしまう」などの声が上がり、約2時間の製作時間に集中して取り組んでいた。

 ワークショップを終えて山本さんは「皆さんが楽しんでくれた様子で良かった。作る人の個性がリースに表れるのも面白いところ」と話した。

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