下田の洋菓子店「パティスリー ケセラセラ」(下田市敷根)が7月9日・10の2日間、今月28日に迎える25周年を記念した感謝祭イベントを開く。
地元客のみならず観光客にも人気の「ケセラセラ」のケーキ(関連画像15枚)
同店を営むのは、パティシエの簾田(みすだ)貞治さんと美奈子さん夫婦。貞治さんの実家は南伊豆町の老舗菓子店「大丸堂製菓」、美奈子さんは群馬県出身。2人は東京・自由が丘にある洋菓子店「モンサンクレール」で、辻口博啓さんの下、フランス菓子を共に学ぶ中で出会った。
2001(平成13)年に東本郷で同店をオープン。当時の下田では珍しかった洋菓子用の素材を独自ルートで仕入れ、本格的なフランス菓子を販売した。2008(平成20)年には現在の敷根へ移転。白壁を基調に、花木やハーブを植えた庭、テラス席を備えたカフェスペースなど、南欧を思わせる開放的な店舗を構えた。
店名の「ケセラセラ」は、モンサンクレール時代に尊敬していた女性経営者の女性から贈られたもの。「なるようになる」という意味を持つ言葉で、「覚えやすく、親しみを持ってもらえる名前」として名付けたという。「日頃から身近においしいプロダクトを」をコンセプトに、贈答用だけではなく、自分へのご褒美としても親しみを持てる洋菓子を目指し、「本当に自分たちが作りたいものを地域に届けること」を原動力に歩み続けてきた。
ショーケースには季節のケーキや焼き菓子、下田の歴史や開国をイメージした商品、地元の天然塩を使ったマカロンなどが並ぶ。店頭で選んだケーキは店内のカフェスペースで味わうこともでき、季節のフルーツタルト(702円)や、静岡県産抹茶を100%使った濃厚な抹茶オレ(702円)などが人気だという。美奈子さんは「25年間続けてこられたのは、お客さまや地域の皆さんのおかげ。これからも地域の方にも、観光で訪れた方にも、おいしいお菓子を届け続けたい」と感謝を口にする。
両日、全品10%引で販売するほか、今後販売を予定しているアイスクリームを初披露し、子ども向けに試食サービスを行う。併せて、1,500円以上の購入客は外れなしの抽選会に参加でき、オリジナルのトートバッグやTシャツ、商品券などが当たる。
営業時間は10時~18時30分。火曜定休、月曜不定休。