
英語を話してみたい人が気軽に集まり会話やゲームを楽しむイベント「えいご de しゃべら NIGHT」が2月22日、複合コミュニティー施設「風まち下田」(下田市武ガ浜)で開かれた。
イラストを英語で質問して回答するゲームの様子(関連画像6枚)
主催したのは、「開国のまち」下田で多文化交流を推進するコミュニティー「Shimoda Bay-lingual」。英語に親しんでほしいと、市内で英語教室「まごのて英語教室」を運営する和田慧さんと、下田へのデジタルノマド誘致などを手がけるPR会社「ELENTO」代表の塚田絵玲奈さんが立ち上げた。
2024年11月に実施されたデジタルノマド誘致イベント「TADAIMA SHIMODA」をきっかけに、下田には「英語を話したい」「国際交流をしたい」と考える層がいることに気付いたという塚田さん。「外国人観光客やノマドワーカーが多く訪れる開国の街・下田だからこそ、住民も気兼ねなく英語を使える環境になってほしい」と話す和田さんと意気投合し、今回のイベントを企画した。
イベントでは、誰でも気軽に参加できる自己紹介やテーマに沿った英語トークセッション、英語を用いたゲームを実施。日常の中で英語に触れる機会を提供し、伝える楽しさを知ることや、形式にこだわらず英語を使うことに慣れることを目的に開いた。市内外から約20人が参加し、イベント終了後には任意参加の懇親会も開き、交流を深めた。
和田さんは「初回開催で不安もあったが、大成功だったと思う。参加者が積極的に英語を活用してくれたことは新たな発見だった。今後もこの機会を定着させ、皆さんが楽しく英語に触れられる場を作っていきたい」と意欲を見せる。
塚田さんも「下田ファンを世界に広げるため、地域の人が言語の壁を越えて世界に友人を作れる場を提供したいとの思いで始めた。予想以上の参加者が集まり、英語への関心の高さや、勉強ではなく気軽に話す場の重要性を再認識した。地域の方と友達になりたいデジタルノマドとの橋渡し役にもなれたら」と話す。
次回は3月16日、同じく「風まち下田」で開催予定。