
地図上の多数のチェックポイントを巡り得点を競う「伊豆半島ジオパークロゲイニング大会2025」が3月2日、松崎町と南伊豆町で開催される。主催は伊豆半島ジオパークを活用した観光振興などに取り組む「美しい伊豆創造センター」。
ロゲイニングは、地図に記されたチェックポイントを探し出すオリエンテーリングと宝探しゲームを組み合わせたアウトドアスポーツ。チェックポイントごとの得点や到達のしやすさを考慮し、どこをどの順番で回るかを計画する戦略性も求められる。
今回で8回目となる同大会は、前々回は下田市、前回は沼津市と清水町と伊豆半島内の各市町を巡回する形式で実施されてきた。今回は松崎町と南伊豆町を舞台に、約70カ所のチェックポイントを設定。地図に添付された写真と同じ構図でチームメンバーを撮影することで得点が加算される。遠方や発見が困難なポイントほど高得点となる。
競技は6時間コースと4時間コースがあり、6時間コースは男子チーム、女子チーム、混合チームの3クラス、4時間コースは一般チーム、ファミリーチーム、ソロの各クラスを設ける。制限時間を超過した場合は1分ごとに30点の減点となり、20分以上遅れると失格となる。各クラスの入賞者には地域の名産品などの賞品を贈る。
美しい伊豆創造センターの太田鉄也さんは「さまざまなクラスを用意しており、トレイルランニングを楽しむ方からベビーカーを押して参加する家族連れまで、幅広い皆さんに楽しんでいただける。ぜひジオサイト巡りを楽しんでほしい」と参加を呼びかけている。
参加費は6時間コースが6,000円、4時間コースが5,400円。中高生は両コースとも3,500円で、小学生以下は無料。参加申し込みは大会の公式サイトで受け付けている。締め切りは2月16日。