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石廊崎で「セーブジャパンツーリング」 雨の中、ライダー150人超が集結

自慢のバイクで参加した地元看板店みなみ工芸の小嶋義人さん、ゴールゲートも製作した

自慢のバイクで参加した地元看板店みなみ工芸の小嶋義人さん、ゴールゲートも製作した

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 バイク乗りが集まるイベント「Save Japan Touring 2024」が10月5日、石廊崎オーシャンパーク(南伊豆町石廊崎)で開かれた。今年で3回目を迎える同イベントには、全国から155台のバイクが集まり、グルメ祭りや抽選会でにぎわった。

昨年ここで知り合い、1年振りに再会した4人組(関連画像15枚)

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 実行委員会代表の本田武士さんは「南伊豆町観光協会をはじめ、いろいろな人の協力を頂き、今年で3年目を迎えることができた。イベントの認知度も年々上がってきて手応えを感じている」と話し、「今年は残念ながら雨で、昨年ほどライダーが集まらなかったが、全国から伊勢エビのみそ汁や地元グルメを楽しみに駆けつけてくれた」と続ける。

 関係者を含め200人近くの人たちでにぎわう会場では、伊勢エビのみそ汁の振る舞いのほか、地元グルメを提供するキッチンカーも出店。協賛企業が提供する景品が当たる抽選会や、最高齢者賞・最遠方賞などの表彰も行った。 

 最遠方賞は、午前3時に新潟県柏崎市から500キロ近くの道のりを走って来た「まさき」さん(ハンドルネーム)に贈られた。まさきさんは昨年のイベントで知り合い、1年ぶり再会を果たした3人の仲間たちと喜びを分かち合った。

 伊勢エビのみそ汁を用意した南伊豆町観光協会の木下直美会長は「雨で予定より来場者が少なかったので、ライダー以外の関係者やキッチンカーの人たちにも振る舞うことができた。昨年は早々に品切れになってしまい、食べられなかった人に申し訳なかった」と話す。

 神奈川県から来たという会社の同僚3人組は「少し早めに会場を出て、これから『バイク乗りのメッカ』のネパールカレー店『ティハール』(伊浜)に行く。食後、伊豆半島の西側をツーリングして帰る」と意気揚々と会場を後にした。

 ゴールゲートを製作したみなみ工芸(湊)の小嶋義人さんも自慢のバイクで参加。「来年は天気に恵まれ、もっとたくさんの人に南伊豆までのツーリングを楽しんでほしい」と話し、閉会後はイベント関係者とともに「来年もまた来てください」と声をかけながらライダーたちを見送った。

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