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伊豆産オリーブを使ったクラフトビール 伊豆急のオリーブ栽培事業から誕生

伊豆産オリーブを使ったクラフトビール「オリーブペールエール レモン」(提供写真)

伊豆産オリーブを使ったクラフトビール「オリーブペールエール レモン」(提供写真)

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 東急と伊豆急ホールディングスが共同で取り組む「伊豆オリーブみらいプロジェクト」が10月12日、伊豆産オリーブを使ったクラフトビール「オリーブペールエール レモン」の販売を始める。

ラベルにはオリーブとレモンのイラストが描かれている

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 2013(平成25)年に「観光に寄与する新事業を作ること」を目指し、66本のオリーブの木を植えたことから始まった同プロジェクト。現在は伊東市・東伊豆町・河津町・下田市・南伊豆町の合計4.6ヘクタールの土地で、約3000本のオリーブを栽培している。

 昨年、プロジェクトの10周年を記念してオリジナルブランド「wIZU OLIVE(ウィズオリーブ)」を立ち上げ、今年に入ってから伊豆産オリーブを活用したフレーバーオイルなどの商品を展開してきた。今回のクラフトビールは同ブランド第4弾の商品となる。

 同ビールは国内では珍しいオリーブを使ったペールエールで、副原料の25%に伊豆産オリーブを使用。さらに伊豆産のレモンも加え、爽やかさを感じる味わいに仕上げた。醸造は「柿田川ブリューイング」(沼津市)に依頼した。

 販売を担当する伊豆急コミュニティーの鈴木悠生さんは、試飲した感想について、「オリーブをふんだんに使っているので、オリーブの風味がしっかり感じられた」と話す。「社内では『ラガービールのような味わい』という声もあった。さまざまな酒を飲んでいる人にも満足してもらえる仕上がりになっているはず」と胸を張る。

 伊豆急下田駅・伊豆高原駅・熱海駅の売店で販売する。価格は800円(330ミリリットル)。

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