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東伊豆町でワーケーションモニターツアー 仕事をしながら町に溶け込む

コワーキングスペース「EASTDOCK」で仕事をする参加者たち

コワーキングスペース「EASTDOCK」で仕事をする参加者たち

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 東伊豆町でのワーケーションを体験する「『まちになじむ』ワーケーションモニターツアー@東伊豆」が10月3日~5日に行われ、7人の県外在住者が東伊豆町での仕事やレジャーを体験した。

懇親会での集合写真(関連画像7枚)

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 企画運営したのは、東京と東伊豆を拠点に地方創生に取り組む「ローカルデザインネットワーク」(東伊豆町稲取)。2021年からワーケーション客の誘致を積極的に行っている。代表の鈴木美和さんは「参加者に自然の中で働く気持ちよさを感じてもらいながら、地元の人々との交流を楽しんでもらいたい」と話す。

 ツアーに参加したのは7人。40~50代の個人事業主が特に多く参加した。コワーキングスペース「EASTDOCK」を主な拠点としながら、「Manas Cafe」での懇親ランチや「細野高原」(以上、稲取)での息抜きなど、思い思いの3日間を過ごした。

 初日の夜には、総菜店「なぎ」(稲取)のオードブルを囲んで懇親会を開いた。参加者同士のほか、東伊豆への移住者や町職員たちとの交流を楽しんだ。

 期間中はあいにくの雨模様だったため、参加者の多くは企画拠点の「EASTDOCK」で過ごした。海沿いでのワーケーションが初めてという参加者は「海が見える部屋は気持ちいい。個室もあり、集中して作業できた」と話した。2日目午後には晴れ間が見え、「稲取展望テラス」からの眺望や「細野高原」の絶景を楽しむ参加者の姿も見られた。

 ツアー後、参加者からは「心温まる触れ合いができてとても楽しかった」(50代女性)、「前日に行った店の店員が顔を覚えてくれていた。仕事をしながら町に溶け込めるところが魅力」(40代男性)などの感想が聞かれた。

 東伊豆町企画調整課の門前智美さんは「仕事する場所の一つとして、東伊豆町を選ぶきっかけになれば」と期待を寄せる。

 イベントを終え、鈴木さんは「東伊豆町や町民の魅力が伝わり、継続的なつながりのきっかけになれば」と期待を込める。「関わる人全てのウェルビーイングを目指したい」とも。

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