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東伊豆町で「ワーケーション月間」 アウトドアワーケーションやゴルフ大会も

Wi-Fiと電源を完備するカフェ「TATENOICHI」でのリモートワークの様子

Wi-Fiと電源を完備するカフェ「TATENOICHI」でのリモートワークの様子

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 東伊豆町は9月15日~10月15日を「ワーケーション月間」と定め、大自然の中でワーケーションを行う「アウトドアワーケーション」やワーケーションの第一人者たちが登壇するトークイベントなどを開く。

ツリーハウスなど大自然の中でも仕事に取り組むことができる(関連画像4枚)

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 2021年から町のさまざまな機能をつないだ「まちまるごとオフィス」を標榜し、「親子ワーケーション」や県外在住者を対象とした「ワーケーションモニターツアー」など、ワーケーション客の誘致に積極的に取り組む東伊豆町。より多くの人に足を運んでもらうきっかけになればと、今年初めて「ワーケーション月間」を設定し、さまざまなイベントを開く。

 森の中のコテージ「MORIE(モリエ)」(東伊豆町稲取)を拠点として9月21日~23日、「東伊豆アウトドアワーケーション」を行う。参加者はコテージや町内のコワーキングスペースのほか、コテージ周辺の展望台やツリーハウスなど大自然の中などで仕事に取り組むことができる。初日夜のバーベキューや2日目朝の「絶景アウトドアモーニング」など、参加者同士の交流機会も設ける。参加費は7,500円~。

 9月29日には旧稲取保育園(稲取)で、関西大学教授で「ワーケーション企画入門」の著者でもある松下慶太さんと、ワークスタイル変革と組織開発の専門家・沢渡あまねさんが登壇するトークイベント「レクチャーワーケーション」を開く。登壇者と共に「ワーケーションにおける地域コンテンツの可能性」をテーマに議論を行い、終了後には交流会も行う。トークイベントは参加無料、交流会は参加費制。

 さらに10月14日には「まちまるごとゴルフ大会@東伊豆」を稲取ゴルフクラブ(稲取)で開く。1997(平成9)年から「ゴルフ日本一の町」を宣言している同町は、年2回の町民ゴルフ大会には全人口の1%に当たる100人以上の町民が参加し、参加者の平均スコアが100を切るほどゴルフが盛ん。同イベントでは、そんな東伊豆町の町民とワーケーションで訪れる首都圏ワーカーが、共にゴルフを楽しみながら深い交流を体験することを目指す。参加費は1万5,500円(プレー費と昼食含む)。

 東伊豆町企画調整課の鈴木祥子さんは「これをきっかけに東伊豆町のことを多くの人に知ってほしい。特にアウトドアワーケーションができる場所は他にはあまりない。東伊豆に来たことがないひとも、ぜひ足を運んでもらえたら」と呼びかける。さらに特に力を入れているというゴルフ大会については、「稲取ゴルフクラブには36コースの多彩なホールがあるので、初心者からベテランゴルファーまで、きっと楽しめるはず」と力を込める。

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