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下田八幡神社に樹木葬霊園 永代供養・ペット可で現代のニーズに対応

「陽だまりの杜霊園」の建立・販売・運営管理を手がける山岸石材店の稲葉貴士さん

「陽だまりの杜霊園」の建立・販売・運営管理を手がける山岸石材店の稲葉貴士さん

 下田八幡神社(下田市一丁目)の境内に4月18日、樹木葬霊園「陽(ひ)だまりの杜(もり)霊園」が開設された。

下田八幡神社「陽だまりの杜霊園」、石造りの霊園区画(関連画像7枚)

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 樹木葬とは、従来の家単位の墓石の代わりに樹木や草花、小さな石碑などを墓標として遺骨を埋葬する供養方法。承継者を必要としないケースが多く、管理の負担が少ない点が特徴とされる。

 同園は境内の一角に整備された区画で、樹木葬の中でも「個別型」と呼ばれる形式を採用する。契約者ごとに小さな石碑やプレートを設け、専用の区画を持つことができる仕組みで、従来の墓に近い形で故人をしのべる点が特徴。個別性が高く、家族単位での利用にも対応しやすいという。継承者不要の永代供養で、宗教や宗派は不問。ペットも埋葬できる。「墓の管理を煩雑と考える人や、後継ぎがいない人たちを主な顧客層に据える」という。

 今月26日まで開いている相談会では、実際の墓所の見学や個別相談を受け付け、費用や管理方法、埋葬後の供養のあり方などについて具体的に説明している。土曜・日曜には屋台やキッチンカーも並び、カジュアルな雰囲気の中で、自由に現地を訪れた来場者たちが担当者の話に耳を傾ける姿が見られる。

 霊園の建立や区画の販売、墓石の設置などは、下田市内で創業130年を超える老舗「山岸石材店」(箕作)が担う。神社の境内という静穏な環境と、地域事業者による運営体制を組み合わせることで、地元に根ざした供養の場づくりを目指す。

 同社の稲葉貴士社長は「最近では当社に墓じまいの相談が寄せられることも増えている。既に樹木葬についての問い合わせも多く、関心の高まりを感じる。多様化するニーズに応えながら、安心して選べる供養の場を提供していきたい」と話す。「この霊園にも多くの方に関心を寄せていただき、既に3分の1以上の区画が成約している」という。

 全42区画。

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