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河津町で音声案内「おともたび」 位置情報と連動して地元民が語る裏話も

「おともたび」の看板と河津町観光協会の板垣雄大さん

「おともたび」の看板と河津町観光協会の板垣雄大さん

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 スマートフォンの位置情報と連動し、近くの観光スポットの説明や裏話の音声を聞くことができる「おともたび」のサービスが河津町で始まった。2024年10月に実証実験を始め、12月には一部をリリース。1月22日、日本語・英語・中国語に対応した完全版をリリースした。

さまざまなスポットが表示される「おともたび」の画面

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 静岡の活性化を目指して音声コンテンツ制作やメディア事業を展開する「Otono」(静岡県静岡市)が提供する同サービス。QRコードをスマートフォンやタブレットで読み込んで使うウェブアプリで、画面に表示される地図がGPS機能による位置情報に連動し、登録地点を訪れると音声ガイドを聞くことができる。

 地域にゆかりのある人がセレクトしたスポットが表示されることや、地元の人の声による音声ガイドを聞くことができるのが特徴。そのスポットにまつわる裏話や歴史など、「地元の人でなければ知らないような情報も聞くことができる」という。これまでに、三保松原(静岡市)や浜松城(浜松市)のガイドや、他県のスポットのガイドもリリースしている。

 河津町観光協会の板垣雄大さんは「河津桜まつりに間に合うようにリリースできた。これまで以上に河津町を楽しんでもらいたい」と話す。「河津には魅力的なスポットがたくさんあることを知ってもらい、河津桜のシーズン以外にもリピートしてもらえたら」とも。

 アプリを利用するためのQRコードは、河津駅や町内の宿泊施設などで配布するチラシや、河津町観光協会やおともたびのホームページで確認することができる。

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