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下田海中水族館で「ペンギンの初詣」 生後2カ月のイルカの赤ちゃんも

鳥居をくぐるフンボルトペンギンたち

鳥居をくぐるフンボルトペンギンたち

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 天然の入り江を利用して海上に浮かぶ「下田海中水族館」で12月26日、年末年始限定のペンギンショー「ペンギンの初詣」が始まった。

10月19日に誕生した赤ちゃんイルカと母イルカ(関連画像7枚)

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 1967(昭和42)年に開館し、自然の海を舞台にした海上ステージイルカショーや、伊豆の海を再現した水槽などが人気の同水族館。魚の餌付けショーでは、季節ごとにコスプレしたダイバーが潜るなど、季節感を大切にしたイベントも積極的に開いている。

 今回のショーは、プールサイドのガラス通路をペンギンたちが行進する「ペタペタマーチ」などを行うペンギンショーを正月バージョンにアレンジしたもの。エリア内に設置された鳥居をペンギンたちが並んでくぐる姿を楽しむことができる。

 ペンギン飼育員の伊藤知子さんは「フンボルトペンギンは23羽いるが、うまく鳥居をくぐれるのは5羽ぐらい。ペンギンは鳥居の赤い色が苦手なのかもしれない」と苦笑する。「頑張って練習して、くぐれるペンギンが少しづつ増えているので応援してほしい」とも。

 同水族館では、水中でプールのガラス壁に近づいたオウサマペンギンと一緒に写真撮影できるイベントも始めた(500円、1日3組限定)。「オウサマペンギンが練習を重ね、水中で静止できるようになった」と伊藤さんは見どころを話す。

 同水族館では、10月にバンドウイルカの赤ちゃんも誕生。館内のどこからでも見渡せる入り江で、赤ちゃんが母イルカに寄り添って泳ぐ様子も観察することができる。「普段は数頭のイルカが泳ぐ入り江を、今は親子イルカだけにして子育てしやすい環境にしている」と話すのはイルカ飼育員の冨塚美帆さん・「毎日母乳を飲んですくすくと育っている。母イルカに寄り添って遊ぶ姿は今しか見れないので、ぜひ見に来てほしい」と呼びかける。

 水族館の営業時間は9時~16時30分。ペンギンショーは11時25分~と15時25分~。入場料は大人=2,400円、小人(4歳~小学生)=1,200円。

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