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「ぺるりん」が子どもたちにプレゼント 下田市内全ての学校と保育園を訪問

「ひかり保育園」に訪問したぺるりん

「ひかり保育園」に訪問したぺるりん

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 下田市のゆるキャラ「ぺるりん」が12月9日~20日、市内の学校や保育園を巡って子どもたちにクリスマスカードを配布した。

思い思いの色を塗りメッセージが書き込まれた特製ぺるりんカード(関連画像5枚)

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 ぺるりんは下田商工会議所青年部の発案で、地域を盛り上げるため2015(平成27)年に誕生したご当地キャラクター。昨年11月からは商工会議所内に専門の委員会となる「ぺるりん委員会」を立ち上げ、市内イベントや県外でのPRイベントの盛り上げのほか、グッズ販売や着ぐるみの有料レンタルなどに取り組んでいる。

 今回の取り組みは「下田の子どもたちに楽しいクリスマスを過ごしてほしい」と、これまでの活動で積み立ててきた基金と、同会議所会員からの寄付を使って行ったもの。ぺるりんがサンタに扮(ふん)した特別デザインのクリスマスカードを1500枚用意し、市内全ての小中学校とこども園、保育園、特別支援学校の子どもたちに配布した。「好きな色を塗って大切な人へのプレゼントに添えてほしい」と、カードは塗り絵形式とした。

 ぺるりんは行く先々で子どもたちから熱烈な歓迎を受け、ぺるりんの横に並んで記念撮影をする姿や、訪れたぺるりんを囲んで触ったり抱きついたりする姿、「ぺーるりん、ぺーるりん」と大きなかけ声で校舎内を歩くぺるりんを先導する姿などが見られた。

 クリスマスカード配布に同行した同会議所の冨山諒介さんは「クリスマスイベントは初の試みだったが、ぺるりんの認知度の高さと人気を改めて再認識できた」と振り返る。ぺるりん委員会の辻村徳和委員長は「このような取り組みが、下田に生まれ育って良かったという思い出につながっていくと信じている。これからもぺるりんとともに、下田を応援してもらえる活動を展開していきたい」と意欲を見せる。

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