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河津町「フレッシュ衣料うすい」が創業70周年 創業感謝祭や記念品進呈も

「フレッシュ衣料うすい」店主の臼井満美さん

「フレッシュ衣料うすい」店主の臼井満美さん

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 河津駅すぐ近くに店を構え衣料品や日用雑貨を扱う「フレッシュ衣料うすい」(河津町浜)が10月1日、創業70周年を迎えた。

「フレッシュ衣料うすい」店舗外観(関連画像5枚)

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 店を切り盛りするのは、3代目店主の臼井満美(みつよ)さん。2011(平成23)年に店を継いだ。それまで専業主婦だったが、今では経営から、仕入れ、販売、広報までを一手にこなす。

 臼井さんの義父が呉服店として1954(昭和29)年に河津町谷津に創業した同店。2代目店主の代に浜地区に移転して総合衣料を取り扱う形態に変え、自社ビルの建設、売り場の増築などを経て、現在に至る。喫茶店を併設していた時期もあったという。

 「地域に密着し、生活に必要な商品を安価で提供することをモットーとしている」と話す臼井さん。経営を引き継いでから一貫して、品ぞろえや価格にはこだわってきたという。コロナ禍における外出制限の影響で衣料品の売り上げが激減した時期も乗り越え、地域に貢献してきた同店。「70周年を機に、さらに店を盛り上げたい」と話す。

 その一環として、イメージキャラクターを猫をモチーフにした女の子「みーこ」に一新した。臼井さんが、自身をモデルにして自らの手でデザインした。猫向けペット用品の品ぞろえに力を入れることから発想したという。

 10月17日~23日には創業感謝祭を開催。70にちなんだ「いつも以上にお得」な価格で販売するという。記念品として、200個限定で爪切りも配る。

 河津町商工会の理事を2期務め、本年度から副会長に就任した臼井さん。町の課題にも目を向け「町に若い世代が少ない。店のお客さまも高齢化しつつある。若いお客さまを増やして、店を盛り上げ、さらに町の活性化につなげたい」と意欲を見せる。

 営業時間は9時30分~18時。月曜定休。

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