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松崎町で恒例「夏まつり」 3000人が花火や盆踊りを楽しむ

松崎町「夏まつり」、盆踊り会場の様子

松崎町「夏まつり」、盆踊り会場の様子

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 松崎町で8月15日・16日、毎年恒例の「夏まつり」が行われた。人口約5500人の同町に昨年の1.5倍の約3000人が訪れ、この夏一番のにぎわいを見せた。

球凧灯火(たまだこあかり)が浮かぶ夕暮れ時の松崎海岸(関連画像13枚)

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 15日は雲見海岸で約400発、16日は松崎海岸で約600発の花火が打ち上げられた。両日とも町内外から多くの人が集まり、花火会場は拍手と歓声に包まれた。県外から初めて訪れたという20代男女は「海から打ち上げられる花火が目の前で見られて、とてもきれいで感動した。屋台もたくさんあり、活気あふれる松崎町の皆さんとの交流が最高に楽しかった。また来たい」と話す。

 16日には松崎地区で、お盆の風物詩「とうろう流し」、閻魔(えんま)大魔王坐像(ざぞう)を飾り読経供養を行う「エンマさん」、風船を砂浜に浮かべる参加型イルミネーション「松崎球凧灯火(まつざきたまだこあかり)」、「日本で一番地味な盆踊り」とされる「松崎盆踊り」なども行われた。特に松崎球凧灯火には多くの子どもたちが集まった。子どもの頃から同町の親族の元を訪れ、昨年松崎町に移住した女性は「どこの祭りよりも松崎町の夏まつりが一番好き。今年も、今まで以上に町の一体感を感じながら楽しむことができた」と話していた。

 松崎町観光協会の依田貴文さんは「松崎球凧灯火は花火が上がるまでの催しとしてやって良かった。子どもたちが楽しそうに参加してくれてうれしかった」と手応えを話す。来年の夏まつりに向けては、「花火大会は他の市町と規模や予算感が違うが、創意工夫と熱意と情熱で松崎町らしさを出せるイベントとして、さらに盛り上げていきたい」と意気込みを見せる。

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