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「河津ブルーベリーの里」で初の花見イベント こたつで桜を楽しむ

里を運営する山田さん(左)と地域おこし協力隊の榎原さん(右)

里を運営する山田さん(左)と地域おこし協力隊の榎原さん(右)

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 河津駅から車で約13分、河津桜まつりのメイン会場から少し離れた上佐々野地区の丘の上にある「河津ブルーベリーの里」(河津町川津筏場)で2月17日から、土曜・日曜・祝日限定の花見イベントが開催されている。景色がいい丘の上で、河津桜と菜の花が見頃を迎えている。

こたつに入りながら花見を楽しむ観光客

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 河津ブルーベリーの里は2008(平成20)年に開園した。約3000坪の敷地に1000本のブルーベリーの木が立ち並び、夏季限定で摘み取ったブルーベリーの食べ放題を実施。園内で飼われているヤギへの餌やり体験や、手作りのブルーベリーシロップを使ったかき氷の販売も行っている。

 今回、初の花見イベントを開催したきっかけについて、同園を運営する山田勲さんは「コロナ禍でブルーベリー狩りの観光客が減ってしまったが、多くの人にこの景色を見てもらいたいと思った」と話す。初めはブルーベリーのオーナー限定で公開を考えていたが、地域おこし協力隊の榎原なつ美さんらの意見もあり一般公開することにしたという。

 イベントでは、甘酒(200円)、汁粉(300円)、ブルーベリーのクッキー、河津桜のチップを使った燻製(以上100円)などを販売するほか、こたつ・ツリーブランコ・ウッドデッキなどを設置して来場客を楽しませる。下田から訪れた観光客は「まだ肌寒いが、こたつで温まりながらゆっくり桜を観賞できる」と笑顔を見せていた。

 榎原さんは「ブランコやこたつの設置など、ひとりの力では実現できなかった。丘から見る景色と河津桜を楽しんでほしい」と話す。「花見を通してブルーベリーのことも知ってもらえたら」とも。

 今後の開催日は2月23日・25日・26日、3月4日・5日の5日間。開園時間は10時~15時30分。入園無料。

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