地場産品の直売や飲食、ステージパフォーマンスが楽しめるイベント「第2回まつざきオハナ・マルシェ」が5月4日・5日、道の駅「花の三聖苑伊豆松崎」(松崎町大澤)で開かれる。
地元の有志たちによる運営委員会が主催し、昨年夏に初開催ながら約1500人を集客した同イベント。イベント名は、ハワイの言葉で「家族、仲間、つながり」を意味する「オハナ」と、「花とロマンの里」松崎町の花のイメージを重ねて付けられた。
運営委員代表で松崎町地域おこし協力隊の松谷あけみ(Akemi)さんは「松崎町には都会にはない自然や人とのつながりがある。すぐ近くで取れた野菜やジビエ肉など、新鮮で安心な食材がすぐに手に入る環境は、地方ならではの魅力」と話す。「出店者との交流を通して、地方暮らしの魅力を感じてもらい、移住を考えるきっかけになれば」とも。
今回は「地域の魅力」をテーマに、ジビエ料理や多国籍料理、デザートなどの飲食ブースや、ガラス工芸やアクセサリー雑貨などの物販、マッサージやセラピーなどヒーリングなど、松崎町を中心に近隣市町からバラエティー豊かな42ブースが出店する。
こどもの日にちなんで、竹箸やバターナイフ作り体験、綿菓子・駄菓子店など親子で楽しめるブースも並ぶほか、地元の新鮮野菜やかんきつ、花・苗などの生鮮を直売する「グリーンマーケット」のジャンルも加えた。
併せて、「リジェネラティブ(大地再生)」 を描いた映画「君の根は。」の伊豆初の上映会(前売り1,000円、当日1,200円、小学生以下無料)や、ボサノバ・クラシック・ポップスなど、さまざまなジャンルの出演者が登場する音楽ライブも予定している。
「町内外から幅広いジャンルの出店者が集まった。地域を超えた多様な人たちとの交流を楽しんでもらえたら」と松谷さんは呼びかける。
開催時間は9時~15時。雨天中止。イベント中は道の駅の駐車場と旧中川小学校校庭(峰輪)に駐車可。