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河津町で初の「河津まちなかフォトウォーク」 新たな視点で町の魅力発見

お互いの写真を見ながら議論する参加者たち

お互いの写真を見ながら議論する参加者たち

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 河津町のさまざまな場所の写真を撮影し、それを題材としたディスカッションを通じて新たな町の魅力を探る「河津まちなかフォトウォーク」が3月3日、河津町立文化の家(河津町笹原)とその周辺で開かれた。

撮影した写真を置いた河津町の地図(関連画像5枚)

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 主催したのは、植田耕一郎さんが昨年8月に立ち上げた「河津を元気に!推進委員会」。植田さんは15年ほど前に河津町に移住し、現在は神奈川と河津町での2拠点生活を送っている。同会は植田さんが通う社会人スクールのフィールドワークの一環として、東京と横浜に住む仲間たちと立ち上げたもの。同イベントの開催背景について「町の課題を探るインタビューを重ねる中で、地元の人が身近にある魅力に気付いていないことを感じた」と植田さんは話す。

 当日は町内から3人、町外から3人が参加。参加者たちは文化の家に集合して説明を受けた後、それぞれ河津駅周辺を90分ほど散策しながら、気に入った風景の写真をスマホやデジカメで撮影。その後、再度文化の家に集合し、撮った写真を見せ合いながら、それぞれの気付きなどを約2時間にわたって議論した。海岸や川津来宮神社などのフォトジェニックなスポットを撮影する人もいれば、自分の家から見える何気ない風景を撮影する人もいた。

 議論の中では「同じ風景でも人によって切り口が違うのが面白い」「写真で瞬間を切り取ると見え方が違う」などの意見が上がり、20代の参加者の写真に対して「やはり若い人はスマホでの撮影がうまい」といった声もあった。終了後のアンケートでは全員から「満足した」という評価を得たという。植田さんは「四季折々の魅力を発掘できるよう、3カ月に一度くらいのペースで継続していきたい」と意気込みを見せる。

 「地元の人の中には『こんな田舎には魅力がない』などと言う人もいる。そんな価値観を壊したい」と植田さん。「大学進学を機に町を出ていった子どもたちが、卒業後に戻ってこないことも課題。地域の魅力を感じてもらうのはもちろん、雇用環境を整えることにも何か貢献できたら」と思いを話す。

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