JAふじ伊豆(本店=沼津市)が2月1日、下田市や賀茂郡で販売している「ニューサマーオレンジドリンク」の販売20周年を記念して、パッケージデザインをリニューアルした。
ニューサマーオレンジは全国的には「日向夏(ひゅうがなつ)」の名称で知られるかんきつで、ゴールデンウイークごろから7月初旬までが旬。伊豆では主に東伊豆町と河津町で栽培され、酸味が少なく爽やかな甘さが特徴。
同組合では2004(平成16)年、ニューサマーオレンジを原料としたオリジナルドリンクを開発。それを皮切りにゼリー、ジャム、クッキーなども商品化し、ニューサマーオレンジの加工品は主力商品の一つになった。
新パッケージのデザインは静岡在住のデザイナー・間(はざま)ゆりさんが担当。ニューサマーオレンジのブランドイメージを強化するために、果実販売に使う箱、ゼリーやジャムのパッケージも同時にデザインを統一した。
今回のリニューアルに当たり、同商品の主な販売窓口である同組合河津農産加工所の岩本吉史所長は「ドリンク販売20周年を機に、若い人たちにもニューサマーオレンジの認知度をもっと高めていきたい」と話す。「これまでのパッケージに比べて写真映えする爽やかなパッケージになってうれしい」とも。
新パッケージの「ニューサマーオレンジジュース」(180ミリリットル、248円)や「ニューサマーオレンジジャム」(260グラム、594円)、「ニューサマーオレンジゼリー」(90グラム3個入り、486円)は、河津農産加工所周辺の宿泊施設や道の駅、沼津インターなどに並べるほか、通販サイト「JAタウン」でも扱う。